2021年から2023年の千葉県の公立中高一貫校全３校の東大受験合格実績と合格率を計算してみました。
千葉県の公立中高一貫校の東大合格者数と合格率の推移を考察してみます。
千葉県立千葉中学校・高等学校
千葉市立稲毛高等学校・附属中学校
千葉県立東葛飾中学校・高等学校
目次
2021年～2023年 千葉県 公立中高一貫校 東大合格者数 合格率
※2023年3月25日現在の数字です。
※生徒数はおよその数字なので、合格率は概算となります。
広告
千葉県の公立中高一貫校全3校の2023年の東大への合格者は、2022年より4名増加して35名となりました。
合格者数が増加したのは、県立千葉で、昨年の19名から6名増となる25名と大きく増えています。
これまでも飛び抜けた存在感でしたが、さらに孤高の存在となってきています。
県立東葛飾は9名で、昨年と同数です。
昨年に続き二桁合格まであと1人というところまできています。
千葉市立稲毛は、昨年の3名から2名減となる1名でした。
他の2校と比べると少なく感じますが、若干生徒数が少ないという影響もあると思いますし、1名排出するだけでも十分スゴイことだと思います。
2021年～2023年 千葉県 公立中高一貫校 東大合格率 推移
続いて合格率の推移です。
昨年、東葛飾が千葉への追い上げをみせている感じでしたが、今年は千葉がそれを引き離しにかかっています。
また、千葉は全国の公立中高一貫校の中で、2023年はトップの合格者数となりました。
昨年は僅か1名差で、都立小石川の後塵を拝すことになってしまいましたが、今年は9名という大差をつけてのトップです。
県立千葉の存在が大きいので、千葉県内では見劣りしてしまう感のある東葛飾ですが、合格者数9名、合格率2.9％は大した数字です。
公立中高一貫校でいうと、東大合格率４％を超えるとかなり上位校となるので、約３％を維持してきている東葛飾は、もう少しでその領域に達するところまできていますので、県立千葉に引っ張られて伸びていく可能性は高いと思います。
