都立中高一貫校受検塾の最大手、ena(エナ)が展開する個別指導塾「個別教師Camp」を実際に受講して体験してみた口コミ、感想です。
今回は、都立中高一貫校受検の難所、適性検査Ⅰの作文対策講座「都立中作文頻出テーマ48」を受講してみたので、そちらについて実体験をもとに書いていきます。
目次
- ena「個別教師Camp」とは?
- ena「個別教師Camp」「都立中作文頻出テーマ48」の内容
- ena「個別教師Camp」「都立中作文頻出テーマ48」の料金
- ena「個別教師Camp」「都立中作文頻出テーマ48」の受講予約
- ena「個別教師Camp」「都立中作文頻出テーマ48」の教師
- ena「個別教師Camp」「都立中作文頻出テーマ48」のメリット
- ena「個別教師Camp」「都立中作文頻出テーマ48」のデメリット
ena「個別教師Camp」とは?
オンラインで家庭教師と1(先生)対1もしくは2(生徒)で個別指導を受けられる個別指導塾です。
都立中高一貫校塾「ena」とは別事業で、特定の校舎は持っておらず、「個別教師Camp」専門の担当者が運営しています。
都立中高一貫校対策指導だけでなく、通常の個別指導というか、オンラインの家庭教師としてもやっているようです。
ena「個別教師Camp」「都立中作文頻出テーマ48」の内容
都立中の適性検査Ⅰで出題されると思われるテーマを48パターン用意し、それについての作文を書いていくという内容です。
1コマ40分で1テーマに取り組みます。
ですので、すべてのテーマに取り組むためには、48コマ受講する必要があります。
1コマの授業の中身は大きく3段階にわかれます。
まず、各回テーマについての課題文を読み、穴埋め問題や質問に取り組みます。
次に、その内容について、家庭教師の先生と一緒に解答についてディスカッションしながら知識を身に着けていきます。
そして最後に、そのテーマについて与えられた課題に沿った作文を書き、後日、メールで提出します。
提出した作文は、事務局の方が添削して返却してくれます。
授業は1対1で行われる場合と、予約の状況によっては1対2(生徒)となる場合もあり、他の生徒の相手をしている間は待機していなければなりません。
ena「個別教師Camp」「都立中作文頻出テーマ48」の料金
「個別教師Camp」としてはいくつかの料金体系がありますが、「都立中作文頻出テーマ48」の料金としては、
個別指導コース:1カ月分(4コマ)7,700円(税込)となっています。
48テーマすべてを受講するとなると、48テーマ÷4コマ=12カ月分なので、
7,700円 ✕ 12カ月=92,400円 ということになります。
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ena「個別教師Camp」「都立中作文頻出テーマ48」の受講予約
1カ月分を前月末から当月内の間に予約することができます。
予約の枠は、相手となる家庭教師の先生の空いている枠の中から選ぶことになります。
例えば、Aさんという家庭教師が、12月17日の15時~15時40分、16時~16時40分などと受講可能な枠を提示してくれています。
家庭教師は、だいたい3名~6名ほどが常時登録されていて、自分が受けたい日時に空きがある教師を選ぶ形になります。
ena「個別教師Camp」「都立中作文頻出テーマ48」の教師
教師は、大学生か大学院生です。enaの正社員教師ではありませんが、所属大学はかなり優秀な大学ばかりです。
また、出身高校名も公開されているので、例えば、小石川や白鴎といった、自分が目指している都立中出身の教師を選ぶこともできます。
ただ、東京大学や、医学部の教師は、料金が数百円上乗せとなることがありますので注意です。
ena「個別教師Camp」「都立中作文頻出テーマ48」のメリット
受講してみて感じたメリットとしては、難しい出題テーマについて、教師とディスカッションしながら知識を深めていくことで得られる経験値は大きいということです。
実際に作文を書くためのアイディア出しを一緒にやってくれるので、まだ適性検査の作文に慣れていない状態の子にはおススメです。
また、金額的に割安なのではないかと思います。
4コマで7700円ということは、1コマ1925円となるので、オンラインとはいえ、通常の個別指導の家庭教師の料金と比較するとかなり安い金額ではないかと思います。
さらに、作文の添削は、丁寧な解説もつけてくれるので、特に自宅学習のみ、親塾での適性検査受検を考えている方には、作文の添削というなかなか対応が難しい部分を補ってくれることが大きいと思います。
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ena「個別教師Camp」「都立中作文頻出テーマ48」のデメリット
受講してみて感じたデメリットとしては、教師の質はピンキリということです。
実際に受講してみないと教師のレベルが分からないので、外れの教師に当たった時には、次回以降にその教師を選ばないようにする、ということしかありません。
ただし、こちらで授業の時間を選ぶことはできないので、自分が受講可能な時間に良い教師がいないということになると、続けていくことは厳しいと思います。
先ほど書いたように、教師陣は皆、かなり高学歴の人たちばかりなのですが、小学生に難しい言葉をかみ砕きながらディスカッションする、ということに慣れていない教師もいます。
そうなると、ディスカッションの意味がほとんどなく、単に一人で作文を解いて、添削だけやってもらうということになるので効果が半減です。
この点だけは実際に教師を選んでみて、親が見極めてあげる必要があると思います。
以上、「個別教師Camp」を体験してみた感想を口コミしてみました。
総合的にみて、やってみることの効果は大きいと思うので、個人的な感想としてはおススメです。