2024年度(令和6年度)静岡県の公立中高一貫校全3校の受検応募者数、応募倍率(志願者数、志願倍率)募集定員、受検者数、受検倍率を一覧にし、前年と比較してみましたのでご紹介します。
静岡県の公立中高一貫校は、以下の3校で、2校が県立中、1校が市立中となります。
静岡県立清水南高等学校・中等部
静岡県立浜松西高等学校・中等部
沼津市立沼津高等学校・中等部
目次
2024年度 静岡県立中高一貫校 受検志願倍率 一覧表
※ 偏差値についてはデータがありませんでした。
2024年度 静岡県立中高一貫校 受検状況
昨年2023年から、清水南、浜松西については、募集定員を減らした関係で倍率が上がっていました。
今年は少し落ち着くのではないかと予想しましたが、そうでもありません。受験生にとっては厳しい状況が続いているようです。
清水南は定員105名に対し、志願者数は156名、受検倍率は1.49倍でした。昨年からさらに志願者数が32名増となったため、倍率はかなり上がりました。
一昨年は定員割れ状態だったのに、2年続けて倍率増となり、今年の受検生にとっては残念な状況です。
浜松西は定員140名に対し、志願者数は375名、受検倍率は2.68倍でした。昨年から志願者数は2名減となったため、倍率は若干下がりました。
沼津は定員80名に対し、志願者数は110名、受検倍率は1.38倍でした。昨年より志願者数は11名増となっており、倍率は上がりました。
静岡県の公立中全体では325名の定員に対して志願者数は641名、志願倍率は1.97倍でした。
全国的に公立中高一貫校の受検者数は減少傾向で、倍率は下がる都道府県が多い中、静岡県としてはここ2年連続で倍率が増加するという珍しい状況となっています。
ただし、東海地区だけは少し勝手が違う可能性があります。
というのも、お隣の愛知県には現在公立中高一貫校はありませんが、2025年に一気に5校が開校する予定となっているので、にわかに公立中高一貫校ブームが到来している感があります。
その流れを受けて、もしかすると来年も倍率は増加してしまうかもしれませんね。
静岡県の適性検査は、2024年1月6日(土)と7日(日)に行われ、1月17日(火)には合格発表となる予定です。