もうすぐ都立中高一貫校に入学して初めての中間考査が始まります。
中間考査という試験形式が初めてなので、わが子の通う学校では「中間考査についての全体案内」というものが開かれ、1年生全員を集めて、各教科の先生が試験内容について、勉強の仕方について、レクチャーしてくれたようです。
試験範囲を教えてもらう程度かな、と思っていましたが、そうではなかったようです。
確かに、都立中の受検とは違って過去問もないですし、そもそもどんな問題が出題されるのか全くわかっていない状態では、勉強のしようがないですよね。
どちらかというと暗記が中心になってしまうので、どこまでのことを暗記しておかなければいけないのか、ということがわからない、という感じのようで、そこのポイントを多少、先生方がアドバイスしてくれたようです。
わが子は私立中学の受験しなかったので、暗記というものをほとんどしてきませんでした。
英単語を覚えるのも面倒だし、歴史の年号なんかも「なんでこんなの覚えないといけないの?無駄じゃない?」という文句から始まってます。
まあ、単純な暗記は本当に意味がないので、その必要性を親としても説明しにくいのですが、そこは「これから学んでいくことの前提条件として、知っといてもらわないといけないこと。基礎基本のところだから。」ということで、面白くなくてもやっとかないといけないと話しています。
そして、受験は親としてがっつりと二人三脚のように取り組んできましたが、ここからは勉強方法自体も自分で考えてやるようにならないといけないので、サポートはほどほどにしたいと思います。
さて、わが子が本来行くはずだった公立の中学の同級生の話では、中間考査はなく、期末試験のみのようです。
これは学校によって独自に選べることになっているんですね。
最近、何かと話題に上ることが多い千代田区立麹町中学校などは、中間どころか期末試験すらないわけです。
どっちが良い、悪いという問題でもなく、要は、いかにして子どもの学習効率を高めるかというのは、学校の裁量に任せられているということです。
ちなみに、都立富士高等学校附属中学校では、フォーサイトという会社のシステム手帳を使って、生徒が自分で学習計画を立てて勉強をしていくことができるように学校側がサポートしています。
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これは、自分が勉強したことがちゃんと身についているのか、また、目標とする試験までにしっかりと知識を身に着けることができるのかを「自己管理」できるようになることを目的としています。
こういう取り組みを中学生のころからやることで、何をするにも、自分で考え、行動するということの下地ができていくんだと思います。