東京の公立中高一貫校、東京都立小石川中等教育学校の難関国公立大学合格実績のデータをまとめてみました。
データは2024年（令和6年度）の最新のものです。
2024年4月28日に更新しました。
すべての国公立大学の合格者を記載しているわけではなく、主に関東の大学を中心に私が主観的に抜粋した大学のみ表記していますのでご了承ください。
目次
2024年 2023年 2022年 2021年 小石川中等の難関国公立大学合格者数
小石川中等の難関国公立大学合格 分析
合格者数は、独自の基準で選定した難関国公立大学と、その他の国公立大学に分けて集計しています。
東京大学への合格者数は2023年から2024年にかけては横ばいで16名となりました。
また、難関国公立大への合格者数は、2023年は57名の合格者でしたが、2024年は7名増となる64名の合格者数となりました。
その他の国公立大学合格者数は23名から19名となり、4名減となっています。
結果として、2024年の国公立大学合格者数合計としては、3名増となる83名となっています。
ちなみに、表には記載していませんが、国公立大学への現役合格者数は、2023年は64名でした。過去3年間で最低となっています。
また、これも表には記載しませんでしたが、医学部委学科への合格者数は、2024年は7名となっています。2023年は5名でしたので、こちらは増加です。
筑波大学医学部医学科 2名
千葉大学医学部医学科 2名
山梨大学医学部医学科 1名
信州大学校医学科 2名
そして欧米海外大学への合格者数は、2024年は5名でした。2023年は3名、2022年は1名でした。
King's collage London (英) 1名
Newcastle University (英) 1名
The University of Melbourne (豪) 1名
The University of Lancaste (英) 1名
The University of Manchester (英) 1名
ここ数年、快進撃を続けていた小石川の難関大学への合格の勢いはやや弱まった感じがしますが、東大や医学部、海外大学への実績はむしろ上がっているので、上位層とその他の差が開きつつあると言った感じかもしれません。
私立難関校との併願公立中高一貫校として地位を確立してきた小石川ですが、市立授業料無償化の影響で、その優位性が薄れていることもあり、今後、どのようなレベルの学校となっていくのか注目したいと思います。
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