阿部寛さん主演で実写版が放送中の受験ドラマ「ドラゴン桜」は、東大を目指すドラマですが、大学受験だけでなく、中学受験でも役に立つノウハウが登場します。
難関私立中学受験だけでなく、都立中高一貫校や公立中高一貫校の受検にも使える必勝法があると感じたので、ご紹介します。
目次
ドラゴン桜 東大合格必勝法 家庭の10か条
阿部寛さん演じる弁護士・桜木健二が、東大を目指すにあたって親に家庭で守ってほしいこととして説明したのが、これから紹介する10か条です。
子ども本人が頑張っている一方で、親は何をしてあげられるのか、もしくは何をすべきなのかということを説いてくれています。
これは、東大を目指すような家庭にだけの特別な話ではなく、中学受検に臨む家庭でも同じように当てはまることだと思います。
その1 一緒に朝ごはんを食べること
その2 何か1つでも家事をさせること
その3 適度に運動させること
その4 毎日同じ時間に風呂に入らせること
その5 体調の悪いときは無理をさせず、休ませること
その6 リビングはいつでもかたづけておくこと
その7 勉強に口出ししないこと
その8 夫婦仲良くすること
その9 月に一度家族で外食すること
その10 この10か条を父親と共有すること
「ドラゴン桜2」今なら無料で試し読みできます。
せめてこれくらい親は頑張ろう
どれも、「秘訣」とか「必勝法」とか言うには当たり前というか、普通のことのように思えるような内容ですよね。
しかし、これを365日、1日も欠かさずに母父で継続しているという家庭は少ないと思います。
何でもないように思える日常を続けるというのは、意識してやってみると実は意外と難しいものです。
ブログの更新もそうですが、毎日継続するって本当に難しいです。
とはいえ、かわいいわが子が、受検という、人生初の難関に挑もうとしているときに、親の方が難しいとか、ちょっとくらいいいや、と言っていたのでは子どもも頑張ろうという気にならないですよね。
勉強しなさい!という言葉よりも、こうした行動によって子どもの受検をサポートする方が、子どもにも親の本心が響くのではないかと思います。
なので、この10か条は中学受験に臨む我が家でも実践したいと思います。
ただし、この10か条の中で、一つだけ私が中学受験用に改編が必要だと思うのは、「その7 勉強に口出ししない」です。
大学受験と違って、初めて勉強に本気で取り組むことになる中学受検では、塾におまかせするだけでは上手くいかないことが多いと思います。
勉強を直接教えたりするわけではないにしても、今何を学んでいて、どこがわからないのかを親も常に共有して、不足している知識をどうやって補っていったらいいのかを一緒に考えてあげた方が効率は格段に上がります。
模試の成績や塾のクラス分けテストの結果などで、親が一喜一憂する姿を見せるのは、子どもの精神面に悪影響しかないので、感情は表面に出さず、あくまでも情報を共有し、現状の分析とサポート、アドバイスにとどめておくということに注意していきたいですね。
子どもが頑張っているんだから、親としてはこれくらい頑張ってやりたいと思います。