東京の公立中高一貫校、東京都立立川国際中等教育学校の難関国公立大学合格実績のデータをまとめてみました。
データは2022年(令和4年度)の最新のものです。
すべての国公立大学の合格者を記載しているわけではなく、主に関東の大学を中心に私が主観的に抜粋した大学のみ表記していますのでご了承ください。
目次
2022年 2021年 立川国際中等の難関国公立大学合格者数
立川国際中等の難関国公立大学合格 分析
合格者数は、独自の基準で選定した難関国公立大学と、その他の国公立大学に分けて集計しています。
東京大学への合格者数は2021年から2022年にかけて横ばいとなる4名となりました。
しかし、難関国公立大への合格者数は、2021年は42名の合格者でしたが、2022年は14名減となる28名の合格者数となりました。
また、その他の国公立大学合格者数も33名から40名に増加し、国公立大学全体としては7名減となる68名となっています。
ちなみに、表には記載していませんが、2022年の国公立大学への現役合格者数は63名。
2021年は70名でしたので、現役での合格率は下がっています。
現役志向が弱まっているというより、合格率が下がってしまったことで浪人を選んだ人が多くなってしまったのではないでしょうか。
一方、これも表には記載しませんでしたが、その他の有名国公立大学への2022年の主な合格者数をあげておきます。
東京都立大学に8名
東京学芸大学に4名
東京農工大学に6名
また、医学部系の学部への合格者数は4名となっています。
弘前大医学部 1名
信州大医学部 1名
新潟大医学部 1名
福井大医学部 1名
また、立川国際中等が発表している「学校経営シート」によると、難関国公立大学(東大、京大、一橋大、東工大、国公立大医学部)の現役合格者が10名、国公立大学合格者数が50名という目標が掲げられています。
この基準で行くと、前者は12名(医学部への現役合格者数は未公表のためカウントに含めていません)、後者は46名となっており、目標は半分達成という結果となっています。
国際社会に貢献できるリーダーを育てることを掲げている学校としては、海外大学への進学者数が公表されていないのが残念です。
おそらく数名、もしかしたらかなりの人数が進学している可能性が高いと思われます。
立川国際中等の1学年の生徒数は約160名ですので、そのうち、68名が国公立大学へ合格すると仮定すると、単純計算で約4割の生徒があてはまるという計算になります。
つまり、立川国際中等に入学して6年間、今後は小学校から入学して9年間学ぶことで、国公立大、海外大への合格を狙える子に育つということになりますね。
この記事の関連情報
広告