中学受験を題材にしたドラマ「二月の勝者」第2話の受験関連データ、黒木蔵人の教え、感想をまとめました。
オタク気質の子の中学受験の向き合い方と、中学受験の作文対策についてがテーマの回でした。
※ あらすじを書くわけではありませんが、多少のネタバレを含んでいます。
また、原作漫画を読んでいないので先の展開を知らずに好き勝手書いています。感想に含まれる展開予想などがネタバレになってしまうこともあると思うので、ネタバレを読みたくない方はお戻りください。
目次
ドラマ「二月の勝者」第2話 受験関連データ
・特にありませんでした。
ドラマ「二月の勝者」第2話 黒木蔵人の教え
・私立中学受験では、小学校の内申点は合否判定に使われないので、学校の成績は関係ない。
・テストの成績が悪くても好きなことについての知識が豊富な子は、記憶力自体が悪いということではないため、勉強のやり方次第で飛躍的に成績が延びる可能性がある。
・鉄道好きな子どもであれば地理の成績は良いなどの傾向から、オタク気質の子の強みを活かす受験対策が考えられる。
・鉄道研究部など、子どもの興味関心をひく部活動がある中学を見学してみて、受験するかを決めるのも選択肢の一つである。
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ドラマ「二月の勝者」第2話 感想まとめ
第2話のメインストーリーは、「オタク気質で成績が上がらない子の受験との向き合い方」についてでしたね。
一方、井上真央さんが、市川ぼたんさんから「将来の夢」という作文の書き方ついて質問されるという話がサイドストーリーとして展開されていましたが、これは「中学受験の作文対策」をテーマとしていたのだと思います。
作文の本質は当初、井上真央さんが答えたように「自分の気持ちを素直に書く」ということですが、こんなありきたりなアドバイスでは、子どもからすると「それだと大人が微妙な反応しちゃうんだって」と言いたくなってしまいます。
ラストシーンでは、思い直した井上真央さんが、「園芸部のある学校に入ってゆっくり将来を考えたい、とまとめてはどうか」というアドバイスをしていました。
これは、単に「お花屋さんになりたい」と書くのではなく、そういった自分の目標を掲げたうえで、それを達成するために具体的にどのような行動をするのかを書くことが、中学受験の作文には求められる、ということを伝えていると思われます。
鉄オタ君のストーリーの裏で細切れに展開されていたので、ちょっと話を掴みづらかったですが、作文が書けないと悩む子のあるあるネタだと思いました。
作文は公立中高一貫校の適性検査Ⅰで求められる重要なポイントなので押さえておきたいですね。
本編のストーリーで気になったのは、柳楽優弥さん演じる黒木蔵人の怪しい行動です。
岸部一徳さんからなにやら「お金を振り込んでおいた」と言われていましたが、何のお金なんでしょうね。
井上真央さんに立ち聞きされても焦る様子がなかったので、変なお金ではないんでしょう。
また、ラストでは、加藤シゲアキさんの追撃をかわして華やかなお姉さん達がいるお店に入っていきました。
しかもそこには住田萌乃さん演じるボーリング場マスターの娘さんがいて、あからさまにバイト料らしき封筒を手渡していました。
これもきっと事情があってのことなんだと思います。
今後の展開予想としては、制服のままで出入りしていたことで、それを見かけた一般の方からあらぬ噂を立てられて学校に通報。
事情を聴くと、実は「〇〇という事情があって、ここで家庭教師のアルバイトをしていました」的なことが判明し、誤解が解けて一件落着、的な展開になるのではないかと予想しています。
もしかすると黒木蔵人は、単に志望校に合格させることだけを考えているだけではなく、塾に通えないけど勉強したいという子を救済したいという思いがあるのかもしれないなと思いました。
また、井上真央さんのところには実家のお母さんからと思われる手紙と花が届いていました。
文面からは何となくしばらく実家には顔を見せていない風な内容だったので、彼女と母親の間には何か確執があるのかもしれません。