自宅学習で公立中高一貫校の合格を目指している我が家が、Z会、進研ゼミ(チャレンジ)、ブンブンどりむを実際に取り組んでみて比較し、わかったことをレポートします。
進研ゼミ(チャレンジ)、Z会、ブンブンどりむ、それぞれの小学5年生の適性検査対策講座、作文講座の6月号を比較してみた内容となります。
目次
【適性検査対策】Z会・進研ゼミ・ブンブンどりむ 小5 6月号 比較表
※ Z会は適性検査と作文対策が別講座となっています。
※ ブンブンどりむは基本的に作文対策のみです。
※ 進研ゼミは「考える力プラス講座」の内容です。
※ 料金は毎月払いの金額です。複数月をまとめて支払う場合は安くなります。
【適性検査・作文】Z会・進研ゼミ・ブンブンどりむ 小5 6月号 比較まとめ
Z会
Z会では、公立中高一貫校への合格に求められる力として以下の5つの能力が必要としており、そのうち、毎月の学習で一つか二つの能力を養う問題を学んでいく形式です。
「教科基礎力」
「情報整理、運用力」
「論理的思考力」
「課題解決力」
「表現力」
6月号では、「いろいろな文書を作る」で「表現力」
「天体の動き・天気の変化」で「教科基礎力」
を養うということでした。
一カ月で2つの能力だけについて学ぶうえ、問題数も数問しかないので、かなり集中して問題の解き方などを身に着けようという気でいないとなかなか定着しないと思います。
「天体の動き・天気の変化」については、知識を問う問題なので、他の教材などでカバーできると思いますが、
「いろいろな文書を作る」については、間違えている問題があるようであれば、問題の形式と解答ポイントをしっかりと読み込んでマスターしておかないといけないと思います。
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進研ゼミ
算数「差に注目して考える」理科「水のすがた」「磁石や光の性質」については、Z会の中学受験コースと内容的には同じようなものかと思います。
学校では教えてくれないような一歩踏み込んだ知識を学ぶ内容なので、適性検査の学習というより、中学受験の基礎的な学習という感じです。
内容的には、塾の授業を受ける代わりに、テキストと動画で問題の解き方を教えてもらい、例題と練習問題でじっくりと学習していくスタイルです。
Z会の中学受験コースでは、授業がなくて即、実践問題を数問解いていくというものなので、基礎力が備わっていないと難しく感じると思います。
Z会の中学受験コースが難しいと思う子には、進研ゼミの公立中高一貫校対策講座(考える力プラス講座)がちょうどいい難易度ではないかと思います。
社会「農産物の出荷量と気候」については、資料読み取り問題対策の基礎力養成としては良い教材だと思います。
この手の問題は市販の教材も少ないですし、自作するのは困難なので、進研ゼミで毎月コツコツと解いていくことで慣れていくのはかなり有効だと思います。
ブンブンどりむ
6月号では、単なる作文対策ではなく、調べ学習によるレポートの書き方を学ぶという内容です。
「生き物の飼い方」「住んでいる町の紹介」「祭りの由来」など、本を探して情報を調べていくというものなので、図書館に行くか、もしくはインターネットで検索することが前提になっていました。
単なるテキストの取り組みだけに終わらない広がりのある学習として、やりがいはあると思います。
一方、子ども一人で行うにはちょっと難しいので、親が一緒に取り組む必要があるため注意が必要です。
付録でついてくる「ポッチー新聞」や保護者向け情報誌に、他の子の作文の優秀賞などが掲載されているので、それらを読んで自分の作文より優れているところなどを見ておくということは有効だと思います。
各社の学習内容詳細まとめ記事
各社の6月号の詳細内容については、以下の別記事でレポートしていますので、参考にしてみてください。