東京の公立中高一貫校、東京都立三鷹中等教育学校の大学合格実績のデータをまとめてみました。
データは2021年~2022年(令和4年度)の最新のものです。
すべての国公立大学の合格者を記載しているわけではなく、主に関東の大学を中心に私が主観的に抜粋した大学のみ表記していますのでご了承ください。
目次
2021年~2022 三鷹中等教育学校の難関国公立大学合格者数
都立三鷹高の難関国公立大学合格 分析
2022年の難関国公立大への合格者数は26名で、2021年の40名から14名と大き少減少となっています。
その他の国公立大学への合格者は、昨年から5名増となっています。
しかし、国公立大学合格者数としては、2021年の66名から2022年の57名ということになり、9名減となっています。
ちなみに、難関大への57名合格という数字は、2022年の都立中高一貫校11校の中で8番目の合格者数となっており、昨年より順位を落としています。
細かく中身を見てみます。
東大への合格者が今年はゼロとなりました。
三鷹は、ここ数年、1年ごとに東大への合格者数を増加と減少を繰り返しており、一昨年はゼロ、さらにその前年は4名でした。
この流れで行くと、来年2023年はまた3~4名の合格者を出すのではないかと予想されます。
2022年は、東大がゼロだったものの、一橋大については8名と国公立大学の中でも最多の合格者を出しています。
2021年には神戸大や大阪大などの関西地区など、難関大の中では名古屋大と千葉大以外の大学へ1名以上の合格者を出していましたが、2022年は京都大、一橋大、北海道大、東京工業大、東京外語大、横浜国立大、千葉大の7大学のみへの合格となっています。合格校が一部の大学へ集中してしまっているのも特徴的なところだと思います。
また三鷹中の1学年の生徒数は約160名と考えられますが、そうなると2022年の国公立大学への合格率は、「57 ÷ 160 = 0.356...」となり、全体の約35%にあたると考えられます。
さらに、難関国公立大学への合格率となると、「26 ÷ 160 = 0.162...」となり、約15%となります。
三鷹中に入学し、上位35%の成績を維持できれば国公立大学への合格が見えてきて、さらに上位15%に入ることができれば、難関国公立大学が視野に入っているという感じですね。
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