都立中高一貫校受検の対策としてチャレンジタッチの受講を開始しました。
チャレンジタッチを実際に受講してみた感想としてメリット・デメリットをまとめてみました。
目次
チャレンジタッチを選んだ理由
理由1 モチベーション維持
自宅学習で親子塾でやっていると、モチベーションの維持が難しく、どうしてもやる気がでないことがあります。
そんなときに、チャレンジタッチであれば、子ども自身が進んで取り組んでくれるので非常に助かります。
わが家ではその日の自宅学習を始める導入として、チャレンジタッチで遊び感覚で勉強を開始し、エンジンがかかったところで続けてZ会などの難しい学習に進んでいく、という流れでやるようにしています。
また逆に、Z会など重い学習を終わらせて、最後にゲーム感覚のチャレンジタッチの学習アプリをやる、という条件をつけるなどしてモチベーションのコントロールに使っています。
理由2 基礎力定着による報告書対策
中学受験の勉強はどうしても先取り学習で難しい問題ばかりに取り組みがちで、ふとしたところで基礎的な知識が抜けていることがあります。
そういう事態を防ぐために、学校の授業に合わせたペースでカリキュラムが組まれているチャレンジタッチで学習すると、基礎の定着につながるうえ、学校の授業の予習、復習ができて報告書点にも良いと思いました。
理由3 見落としがちな英語対策
もう一つ大きな要因として、英語の成績アップ対策につながると思われる点があります。
都立中高一貫校の受検には、内申点(報告書点/あゆみの成績)の対象教科として「英語(外国語)」も含まれています。
英語は数年前までは、都立中受検の合否判定につながる報告書点には含まれていませんでした。
しかし今では報告書点に含まれることはもちろん、適性検査の出題の中でも簡単な英語を取り入れた問題や、海外と日本の文化や社会の特徴の違いを比較するような問題が増えてきているなど、英語学習を通して学ぶ内容が受検の合否に占める割合が高くなってきています。
なので、英語の対策は報告書点、適性検査点の両面で見過ごせないポイントになると思います。
報告書点の観点でいうと、学校の授業では、スピーキングとリスニングが中心で文法はほとんどやらずに会話の中で自然に身に着けさせることを目的としており、覚えるべき単語数も数百個程度なので、とにかく英語でのコミュニケーションをできるようにすることがポイントだと思います。
そう考えると、英語の自宅学習としては、「がっつり勉強する必要はないけれど、英会話への苦手意識を持たせずに、積極的に授業に参加していこうというモチベーションの維持」でいいんじゃないかと思います。
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受講してみて分かったメリット・デメリット
実際に受講を始めてみて分かったメリット、デメリットをご紹介します。
メリット1 コスパが良い
まずメリットとして、コスパが良いということです。
チャレンジタッチは、英語含む5教科の料金で、月あたり 5,420円(12カ月一括払いの月額)
学校の授業の補完と、簡易的な英会話レッスンをしてくれている、さらに自宅学習のモチベーション維持のサポートをしてくれている、と考えるとお買い得なのではないかと思います。
メリット2 英語教材が良い
とくに、英語においてのメリットが大きいと感じています。
①教科書に沿った英語学習ができる
自分の通っている小学校で使っているものと同じ教科書の内容に合わせて、問題が出題されるので、授業の予習、復習をすることができます。
②毎日1レッスン数十分のスキットで英語をヒアリング
教科書の内容とは別に、毎日1レッスン、数十分の簡単な英語劇の動画を見て、英語をヒアリングできます。
内容は、NHKのEテレでやっていそうな人形と子どもたちの英会話劇で、非常に簡単な内容です。
英語そのものはわからなくても、なんとなく雰囲気で理解できるので、遊び感覚で取り組めます。
③音声判定、録音機能付きでスピーキングができる
動画は見て聞くだけでなく、自分でもリピートで発音をします。
しかも、発音を判定してくれるうえ、録音機能付きで、自分のセリフを聞くことができます。
なんとなく、動画の中に登場する人物になり切って会話をしているような感覚を味わえるので楽しく続けることができます。
④単語を覚えるアプリやゲームもあり
教科書の勉強、毎日の英会話レッスンの他、小学生で習う英単語数百個を暗記するためのアプリやゲームがあります。
また、時期によってアプリはどんどん追加されていくので、飽きないような仕掛けになっています。
デメリット1 ルール決めが必要
デメリットとしては、学習アプリの扱い方を間違えると単なるゲーム遊びになってしまうことです。
学習アプリは遊びながら学べるように工夫されているうえ、やりきれないほどたくさんの種類があるので満足度は高いのです。
一方、やはり学習というより遊びの要素が強いため、使用制限のルールを設けないといけないかなと思います。
デメリット2 発音判定が適当
デメリットとしては、先ほどご紹介した英語の発音判定がかなり適当なことです。
「basketball」を「バーケッバール」と発音しても「Good!(いいね)」という判定がでてしまうくらい適当です。
なので、正しい英語が身に着くということは期待できません。
あくまでも「英語が楽しい、学校の授業でも積極的に発音していくぜ!」というモチベーション維持と、なんとなく英単語はうろ覚えで知っている、という程度にできるという感じだと思います。
それでも、続けて学習していくことで学校の英語の成績が2(良),もしくは3(優)がもらえるのではないかと思います。
まとめ
メリット、デメリットありますが、8月から受講を開始して夏休み期間中に取り組みましたが、ちょうど良いペースメーカーになってくれたかなと思います。
都立中高一貫校の受検では、学校の授業も疎かにはできないので、そこをフォローする教材として続けてみたいと思います。