神奈川県の公立中高一貫校、川崎市立川崎高等学校附属中学校は、令和5年の入試検査方法を変更するそうです。
変更の内容をレポートしますので、受検を検討されている方のご参考になればと思います。
目次
令和5年度 川崎高附属中 入試検査方法変更の内容
これまでは、「作文を含む適性検査及び面接による検査」となっていましたが、令和5年度の入試では、「面接を中止し、作文を含む適性検査のみ」となっています。
これは、対面での面接による新型コロナウイルス感染症の拡大を懸念しての対応とのことです。
なお、この選考方法の変更に伴い、得点換算も変更となっています。
これまで「適性検査:面接:調査書」の割合は「7:2:1」となっていましたが、面接がなくなることにより「適性検査:調査書」となり、その割合は「9:1」になるとのことです。
また、今回の変更が次年度以降も継続したものになるかどうかはまだ未定のようで、もしかすると新型コロナウィルス感染症拡大の懸念がなくなれば、また面接が復活する可能性はあるようです。
令和5年度 川崎高附属中 入試検査方法変更について思うこと
今回の変更で思うことは、「面接」は今後も無くす方向に進んでいくのではないか、ということです。
「面接」は、学校側の負担が大きいですし、受検者側からしても評価基準の透明性などの観点で課題があると思います。
それを踏まえても、「面接には入学者の適性を判断するのに欠かせない」ということになるのか疑問です。
今回、面接を中止しても何も問題がなければ、面接なしの前例ができるので、このままで良いという意見が強くなっていくのではないかと思います。