京都府の公立中高一貫校、京都府立洛北高等学校の大学合格実績のデータをまとめてみました。
データは2019年~2022年(令和4年度)の最新のものです。
すべての国公立大学の合格者を記載しているわけではなく、主に関東の大学を中心に私が主観的に抜粋した大学のみ表記していますのでご了承ください。
目次
2019年~2022年 洛北高等学校 難関国公立大学合格者数
2019年~2022年 洛北高等学校 難関国公立大学合格 分析
2022年の難関国公立大への合格者数は35名で、2021年の43名から8名減少となっています。
その他の国公立大学への合格者も3名減となり、国公立大学合格者全体で11名減少となる123名となっています。
ここ数年、少しずつ減少してきているうえ、2019年の実績を下回っている右肩下がりの傾向であることが気がかりですが、それでも100名を優に超える国公立大学への合格者数は素晴らしい実績です。
細かく中身を見てみます。
最難関となる東大への合格者は2名と昨年より1名増加しています。
西の最難関となる京大への合格者は12名と昨年より減少していますが、それでも二桁の合格者数は流石です。
同じく西の難関校、大阪大と神戸大にそれぞれ9名、8名と安定した高い合格者を出しています。
地元関西に名門校が多いためか、合格者の内訳をみると関東や地方の大学の人気は低いように思われます。
洛北高の1学年の生徒数は約270名と考えられますが、そうなると2022年の国公立大学への合格率は、「123 ÷ 270 = 0.455...」となり、全体の約46%にあたると考えられます。
さらに、難関国公立大学への合格率となると、「35 ÷ 270 = 0.129...」となり、約13%となります。
洛北中に入学し、中高一貫6年間で、だいたい真ん中くらいの成績を維持できれば国公立大学への合格が見えてきて、さらに上位13%に入ることができれば、難関国公立大学が視野に入っているという感じですね。
ただ洛北の場合、コースが、文理、サイエンス、スポーツの3つに分かれているので、主に国公立大学への進学は文理とサイエンスのコースだと考えられます。
そう考えると、クラス内順位はもう少し高く保っておかないといけないかなと思います。
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