京都府の公立中高一貫校、京都市立西京高等学校の大学合格実績のデータをまとめてみました。
データは2020年~2022年(令和4年度)の最新のものです。
すべての国公立大学の合格者を記載しているわけではなく、主に関東の大学を中心に私が主観的に抜粋した大学のみ表記していますのでご了承ください。
目次
2020年~2022年 西京高等学校 難関国公立大学合格者数
2020年~2022年 西京高等学校 難関国公立大学合格 分析
2022年の難関国公立大への合格者数は93名で、2021年の94名から1名減少となっています。その他の国公立大学への合格者は9名増となり、国公立大学合格者全体で8名増となる212名となっています。
ここ数年、少しずつ国公立大合格者数が増加してきているうえ、2021年からは200名を越える実績をキープしているので素晴らしい実績です。
細かく中身を見てみます。
最難関となる東大への合格者は2名と昨年より1名増加しています。
西の最難関となる京大への合格者は28名と昨年より減少していますが、それでも二桁の合格者数は流石です。
同じく西の難関校、大阪大と神戸大にそれぞれ20名、25名と安定した高い合格者を出しています。
地元志向はそこまで高くないようで、東京医科歯科大、一橋大、横浜国立大、千葉大などの関東の難関校にも多くの合格者が出ています。
洛北高の1学年の生徒数は約270名と考えられますが、そうなると2022年の国公立大学への合格率は、「212 ÷ 270 = 0.785...」となり、全体の約80%にあたると考えられます。
さらに、難関国公立大学への合格率となると、「93 ÷ 270 = 0.344...」となり、約35%となります。
西京中に入学し、中高一貫6年間を過ごした生徒の8割が国公立大学へ合格し、さらに上位35%に入ることができれば、難関国公立大学が視野に入っているというのはもの凄い実績ですね。
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