2024年度(令和6年度)栃木県の公立中高一貫校全3校の受検応募者数、応募倍率(志願者数、志願倍率)募集定員、受検者数、受検倍率を一覧にし、前年と比較してみましたのでご紹介します。
栃木県の公立中高一貫校は以下の3校で、2校が宮城県立中、1校が仙台市立中となります。
栃木県立宇都宮東高等学校附属中学校
栃木県立佐野高等学校附属中学校
栃木県立矢板東高等学校附属中学校
目次
2024年度 栃木県公立中高一貫校 志願倍率 一覧表
2024年度 栃木県公立中高一貫校 志願状況
栃木県立中高一貫校は、これまで男女別で募集、定員を設定していましたが、今年度からは男女別での募集は廃止となりました。
栃木県立中高一貫校では、男女のいずれかが60%を超えないとする規定を設けていましたが、昨今の社会情勢や、全国的に男女別受検の廃止が進んだことで方針を変え、2024年度の入試から男女別受検の廃止に踏み切ったようです。
さて、男女合同受検となった今年度の状況はどうなったのでしょうか。
宇都宮東中は定員105名に対し、志願者数は男子154名、女子176名、合計330名、志願倍率は3.14倍でした。昨年から志願者数が38名減となったため、倍率は下がりました。
佐野中は定員105名に対し、志願者数は男子は115名、女子は133名、合計248名、志願倍率は2.36倍でした。昨年から受検者数は19名増となったため、倍率は上がりました。
矢板東中は定員70名に対し、志願者数は男子は56名、女子は70名、合計で126名、志願倍率は1.80倍でした。昨年から受検者数は17名増となったため、倍率は上がりました。
この結果、宮城県の公立中高一貫校全体では280名の定員に対して志願者数は704名、志願倍率は2.51倍でした。昨年から受検者数は1名減だったので倍率はほぼ横ばいとなりました。
男女の枠が撤廃されたことで、内申点に難ありな男子の志願者数が減るのではないかと予想していましたが、宇都宮東では予想通りの減少、佐野と矢板東では予想外に増加、という結果になりました。
また、内申点で有利なのではと思われる女子の志願者数が増えるのではと思いましたが、宇都宮東、佐野は減少、矢板東はたった1名の増加だけでした。
果たして合格者数に大きな偏りが出てしまうのかどうか、結果が注目されるところです。
今後は、1月6日(土)に適性検査が行われます。
受検まで残り少しですが、最後まで頑張ってください。