都立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、ごく普通のサラリーマンが子どもの都立中高一貫校の受検にまつわる「?はてな」について語るブログです。2019年に都立中高一貫校に合格しました。

東大に受かる人の作文力 | 適性検査に使える勉強法

都立中高一貫校の適性検査Ⅰ作文の対策として、東大生が大学受験でも取り入れていた勉強法をご紹介します。

 

さて、東大の入試は、全科目が記述式だということをご存知ですか?

 

単なる知識の暗記ではなく、自分の言葉で解答を語る、いわば「作文力」がなければ、国語どころか理科や数学ですら点数を稼ぐことができないんです。

 

だから、レベルの差はありますが東大入試は都立中高一貫校の適性検査と同じように、作文の対策が必要なんです。

 

そこで今回は、偏差値35から東大合格という逆転勝利をした西岡壱誠氏『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』を参考にして、都立中高一貫校の適性検査の作文対策を考えたいと思います。

 


 

 

この本の要約・ポイントまとめ

◆東大生は授業中にノートを取らない

◆東大生は「ノートを作文している」

◆東大生は「作文」をすることで効率よく学習し成績を伸ばしていく

◆作文勉強法1:白い紙に作文する「白紙勉強法」

◆作文勉強法2:誰かへの説明を書く「説明ノート勉強法」

◆作文勉強法で「何がわからない」のかが分かる!

 

 

詳しい解説

◆東大生が授業中にノートを取らない理由

東大生は基本、板書などを書き写すことはしません。気になったところをメモを取ったりするくらいです。

 

板書あとでスマホで撮影すればいいと考えます。

そして人よっては授業を録音することもあります。

 

これは、ノートをとるよりも教授の言葉をしっかりと聞いて理解して考えることの方がずっと重要だと考えているからです。

 

 

◆「ノートを作文している」とは?

 

一般に言う「ノートをとる」ことをしない代わりに、東大生は「ノートを作文」します。

「ノートを作文する」とは、「教授や教科書に書いてあることを自分の言葉におきかえてまとめなおす」ことを言います。

 

教授の言葉を自分の言葉に言い換え、教科書の内容からそこに補足を加えたり、逆に自分には不要だと思う内容は敢えて書かないことで自分が理解しやすいようにする。

 

つまり、自分の頭で情報を噛み砕いて、納得し、理解を深めるために「ノートを作文する」んです。

 

 

◆東大生は「作文」をすることで効率よく学習し成績を伸ばしていく

 

東大生の話によれば、学習法の一つとして、「学んだことを自分の言葉で他の学生に説明する」というのがあるそうです。

 

こうすることで説明される方は効率よく、説明する方もより内容を理解することができるんです。

 

コロンビア大学の研究では、知識をインプットするときよりもアウトプット、つまり知識を使って人に説明する時の方が学習効率が高まっているという結果が出ているとのこと。

 

他人に説明するためには、台本を作るまでではなくても、頭の中で自分の言葉を整理するために作文しないとできないですよね。

 

これがまさに知識をアウトプットするのと同じ効果を生んでいるということですね。

 

では、どのようにして作文を勉強に取り入れているのか、具体的な方法を2つご紹介します。

 

◆作文勉強法1:白い紙に作文する「白紙勉強法」

 

1つ目は「白い紙に作文する」という勉強です。

 

まずは何も見ずに、自分の記憶やメモを頼りにして、今日学んだことを文字に書き起こしてしてみます。

 

はじめのうちは何をどのように書いていいのか分からないかもしれませんが、まずは書いてみること。

 

そうすると、ここのところちゃんと授業で聞けてなかった、ここが今回の授業のポイントだった、とか重要なところがどこなのかが見えてくるようになります。

 

すると、翌日の授業では「後から作文するのにココがポイント!」とアウトプットを前提で授業を聞けるようになります。

 

これでインプットの質が高くなり、それに伴ってアウトプットの質も上がってくる、という訳です。

 

つまり「白紙勉強法」は、作文することよりも、作文しようとすることそれ自体に意味があるんですね。

 

 

 

◆作文勉強法2:誰かへの説明を書く「説明ノート勉強法」

 

2つ目は「誰かに説明するための解説ノートを書く」という勉強法です。

 

「誰か」というのは、「その内容を知らない人」や「勉強した内容を忘れてしまったちょっと未来の自分」と思ってください。

 

それを後から読んでみても理解できるような内容になっていなければ、自分の理解が不足していたということ。

 

しっかりと書けていればアウトプットが成功しているということなので理解度が高い証拠です。

 

◆作文勉強法で「何がわからない」のかが分かる!

 

 

これらの勉強法のポイントは、「自分がわからないところがどこなのか」ということが見える化され、やるべきことが明確化されるということなんです。

 

 

なので、この勉強法なら、子どもがどこを理解できていないのか、周りの親や塾の先生も気づくことができるので効率よく教えることもできるんですね。

 

いかがでしょうか? 

作文するとなると手間がかかって大変!と思うかもしれませんが、闇雲に勉強して結局、同じ間違いを繰り返してしまう方がよっぽど非効率だと思いませんか?

 

最初は上手くできないかもしれませんが、長く続けることで慣れてくると思うので、少しずつでもやってみるといいんじゃないでしょうか。

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