2020年(令和2年度)の東京都立中高一貫校の海外帰国・在京外国人生徒枠の入学者数が決定しました。
海外帰国・在京外国人枠での採用を行っているのは、白鷗と立川国際の2校です。
今年のこの2校の結果は以下の通りでした。
白鷗で男女問わず24名の募集に対し、52名が受検しました。倍率は2.16倍でした。
男子で9名、女子で15名の合格という結果となりました。
立川国際では、男女問わず30名の募集に対し、62名が受検しました。倍率は2.06倍でした。
男子で14名、女子で16名の合格という結果となりました。
2校合わせての募集人員は54名、受検者数は114名、倍率は2.11倍という結果でした。
昨年と比較してみると若干ですが、倍率は落ちていますね。
昨年は募集人員は変わらずの54名でしたが、受検者数が123名でした。
一昨年は募集人員は変わらずの54名でしたが、受検者数が101名だったので、2割ほど受検者数が増加していたため、このまま右肩上がりで増え続けるのかなと予想していたのですがそうはなりませんでした。
海外帰国・在京外国人の方が減少しているとは思わないので、おそらく、私立の方に流れてしまったのかなという気がします。
一般枠で受検される方にとっては、海外帰国・在京外国人生徒枠が拡大されてしまうと、その分だけ合格枠が減ってしまうのでこれ以上増やさないで欲しいという感じですよね。
白鷗と小石川については、さらに特別枠というものがあり、その合格者数によって一般枠は削られてしまいます。
小石川は自然科学の分野、白鷗は囲碁・将棋、邦楽、邦舞・演劇という分野で募集しており、毎年、5、6名の合格者を出しています。
今年度の特別枠の合格者数は、明日2月2日に報道発表されるはずなのでまた確認したいと思います。