公立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、全国の公立中高一貫校の受検について考察するブログです。 受検倍率や大学合格実績のデータ収集、適性検査問題の分析、受検勉強法、教材(進研ゼミ、Z会、ブンブンどりむ)や塾(ena、日能研、栄光ゼミ)の体験談口コミを紹介しています。 2019年に都立中高一貫校に合格しました。

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2021年都立中高一貫校の一般募集受検倍率一覧 昨年比較表 男女別 学校別

2021年(令和3年)2月3日(水)の受検を終えて、都立中高一貫校及び九段中の一般募集による受検倍率が公開されました。

 

 

男女別にて昨年との倍率を比較しています。

 

表が大きいのでスマホの場合は横向きにしてご覧ください。

 

 

 目次

 

2021年 都立中高一貫校 男女別 一般募集 受検倍率一覧 

学校名 募集定員 受検者数 受検倍率 昨年倍率
男子 女子 男子 女子 男子 女子 男子 女子
小石川 79 80 159 372 366 738 4.71 4.58 4.64 5.04 5.17 5.10
白鴎 68 67 135 304 437 741 4.47 6.52 5.49 5.40 7.33 6.36
両国 60 60 120 388 416 804 6.47 6.93 6.70 6.30 7.22 6.76
桜修館 80 80 160 392 538 930 4.90 6.73 5.81 4.69 6.76 5.73
富士 80 80 160 228 270 498 2.85 3.38 3.11 5.03 5.17 5.10
大泉 60 60 120 325 359 684 5.42 5.98 5.70 4.92 6.45 5.68
南多摩 80 80 160 368 422 790 4.60 5.28 4.94 4.93 5.73 5.33
立川国際 65 65 130 266 316 582 4.09 4.86 4.48 3.68 5.98 4.83
武蔵 80 80 160 275 211 486 3.44 2.64 3.04 3.83 4.37 4.10
三鷹 80 80 160 430 441 871 5.38 5.51 5.44 5.53 5.85 5.69
九段 40 40 80 177 252 429 4.43 6.30 5.36 5.50 7.28 6.39
 合計 772 772 1,544 3,525 4,028 7,553 4.57 5.22 4.89 4.97 6.07 5.52

 ※九段については区外在住Bの数字で計算

 

 

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男女別学校別分析まとめ

今年はコロナの影響で私立から公立、都立へ受検者が流れるため倍率が上がるのでは、と世間では言われていたようですが、結果としてはそういう現象は起こらず、むしろ倍率は下がっています。

 

今年から高校入学を停止して中学入学を増やした富士と武蔵が募集人員増の結果、倍率が下がっているのでは、と思われるかもしれませんが、各校の倍率をみてもらえばわかる通り、それ以外の学校も軒並み倍率を下げています。

 

この結果から、都立中に私立から受検者が流れたというよりは、そもそも受検自体をしなかった子が多かったということになります。

 

これは、コロナによって塾に通うことをやめたり、受検を諦めた家庭がでてきたということかもしれませんね。

 

 

 また、小石川と白鴎は、特別枠での合格者が昨年に比べて減少したため、募集人員が若干ですが昨年より増加していたので、気休め程度ですがほんの少しだけ受かりやすい状況にあったのかもしれませんね。

 

一方、全体が倍率を下げる中で、逆に倍率を上げていたのは、両国の男子、桜修館の男子、立川国際の男子の3つでした。

 

 

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