都立中高一貫校を受検する際の志望校をどのように選んだのか、大まかな流れについてご紹介します。
目次
4年生のころ
わが家が都立中高一貫校の受検を決意したのは4年生の夏だったので、そこから志望校選びもスタートしましたが、4年生の夏が志望校選びのスタート時期としてはベストだったと思っています。
4年生の頃はまだ勉強時間にも余裕があり、文化祭に楽しみながら参加できる時期なので、複数の都立中高一貫校の中から本人が「この学校に行きたい!」というイメージをつけるのに最適だったと思います。
2つの学校の文化祭に参加したのですが、子どもながらに「こっちの学校の方が自分には合っている気がする」と、何となく入学するイメージを膨らませてくれていました。
また、秋以降は親が学校説明会に参加して、都立中高一貫校に6年間通うことでどのような力が身につくのかということを理解することができ、親としてもこの学校を第一志望として受検させてあげたいと考えました。
5年生のころ
第一志望校は決めましたが、我が家の場合、模試の偏差値は合格基準と思われる数値には遠く及んでいなかったため、どこかの段階で第二志望に切り替えることも考えておかなければいけないと思っていました。
なので、5年生のころは、第一志望校も第二志望校も同じようにどんな学校なのか、学校説明会や文化祭に引き続き参加して情報収集を続けました。
できれば体験授業なども受けられれば良かったのですが、抽選に当たらずかないませんでした。
また、学校によって適性検査の傾向が若干違うため、その対策も2パターン考えておかなければならなかったので、手間がかかりました。
6年生のころ
偏差値は第一志望の合格基準とされる数字には届かないままだったので、どうするかまだ迷っていました。
ただ、夏以降に参加したenaの日曜特訓での模試形式のテストではたまに上位の順位を取れるようになり、第一志望にも合格の可能性が出てきたと思いました。
また当然、今年も文化祭、学校説明会には参加し、やはり第一志望の学校が親としても子ども本人としても通いたい学校だということが明確になりました。
また私立の併願を受けるかどうかも6年生になってから考えましたが、当時、じっくりと他の学校を調べるだけの時間が確保できなかったため、中高一貫校から数校に絞って併願を検討しましたが、これと思えるところがなく、私立との併願は辞めて、都立中に絞ることにしました。
こうして、4年生から6年生まで、志望校について少しずつ情報をアップデートしつつ、本人の学力の向上具合を加味して考えを深めていきながら最終的な学校を確定させていきました。