2022年2月13日に日能研が公開した東京都の公立中高一貫校の受検合格者数をご紹介します。
また、2019年から2022年にかけての合格者数も比較してみます。
目次
日能研 2019年~2022年 東京都公立中高一貫校 学校別合格者数
合格者数は、2022年2月13日の時点でホームページに公開されている合格者数です。
2021年は2月22日、2020年と2019年は、2月14日時点の数字だった(はずな)ので、完全に比較できていないことをご了承ください。
日能研の2022年の東京都内公立中高一貫校全体での合格者数は87名となりました。
昨年から4名の増加となっています。
増加しているのは、両国、大泉という募集定員を増やした2校。それから、三鷹、南多摩も昨年より倍以上増加しています。
立川国際、九段も昨年より増加しています。
一方、小石川、桜修館、武蔵といった偏差値上位校が軒並み昨年より減少してしまいました。
武蔵は昨年、募集定員を増やしているので、合格者数が例年より増えてもおかしくないのですが、ほぼ横ばいです。
昨年募集定員を増やした富士でも同じことが言えそうです。
4年間の推移でみてみると、昨年、今年と続けて募集定員が80名ずつ増加しているにも関わらず一昨年と比べて合格者数減となってしまっているのは残念な結果です。
こうなると、来年は白鴎で募集定員が増加しますが、やはり同じような結果となってしまうのではないかと予想されます。
日能研の場合、小石川、武蔵、桜修館、九段といった、偏差値上位校にどちらかといういと強いイメージでいましたが、このままだととくにそのような傾向も薄れていってしまうような気がします。
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