神奈川県の公立中高一貫校、神奈川県立相模原中等教育学校の難関国公立大学合格実績のデータをまとめてみました。
データは2023年(令和5年度)の最新のものです。
2023年4月7日に更新しました。
すべての国公立大学の合格者を記載しているわけではなく、主に関東の大学を中心に私が主観的に抜粋した大学のみ表記していますのでご了承ください。
目次
2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 相模原中等の難関国公立大学合格者数
相模原中等の難関国公立大学合格 分析
合格者数は、独自の基準で選定した難関国公立大学と、その他の国公立大学に分けて集計しています。
東京大学への合格者数は2022年から2023年にかけて3名減り、2名となりました。
一方、難関国公立大への合格者数は、2022年は33名の合格者でしたが、2023年は5名増となる38名の合格者数となりました。
その他の国公立大学合格者数は30名から7名減となり、23名となっています。
結果として、2023年の国公立大学合格者数合計としては、2名減となる61名となっています。
ちなみに、表には記載しませんでしたが、医学部への合格者数は、2023年は6名となっています。
2022年は9名でしたので、3名減となっています。
千葉大学医学部 1名
東京医科歯科大学医学部 1名
横浜市立大学医学部 4名
私立の4年制大学への合格者数と進学者数も2022年を下回っているので、国公立大から私立大へ志向がシフトしたということではなく、単純に実績を落としてしまったという結果です。
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そんな中ですが、推薦による国公立大学への合格者数は、過去5年間で最多となる5名となっています。
お茶の水女子大 文教育学部 1名
東京農工大 農学部 1名
横浜国立大 教育学部 1名
横浜市立大 医学部 2名
さらに、総合型選抜(旧AO入試)による国公立大学への合格者数も、過去5年間で最多となる6名となっています。
東北大学 工学部 1名
秋田大学 国際資源学部 1名
東京工業大 工学部 2名
横浜国立大 都市科学部 1名
大学受験の方式が多様化している中で、推薦や総合型選抜といった枠が増加しているということはあるとは思います。
しかし、枠が増えたからと言って合格者数が必ずしも増えるわけではないと思います。
そう考えると、相模原中等教育学校の育成方針が、今後の大学受験の新しい戦い方に上手くシフトしていっているのではないかとも読み取れるかと思います。
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