読解力のテクニックを身に着けるには、反復練習を行うのが効果的だと思います。
こそあど言葉や、つなぎ言葉は、意味を暗記しただけでは実際に問題として出題されたときに使えません。
問題の中で自分で使ってみて初めて覚えていくものだと思います。
なので、我が家の取り組みとしては、読解力のテクニックをマスターできる問題集を一つ決めて、それを何回も解き直しすることで反復練習をしています。
ちなみに、我が家で使っているのは、下記の問題集です。
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受験研究社の「30日で完成 基本トレーニング 読解力」
読解力を鍛えるのに必要なテクニックがテーマごとに身につくようになっています。子どものレベルに合わせて12級から1級まで、同じテーマでも難易度が分かれています。
今はこのシリーズの7級に取り組んでいるところです。
少しこの問題集の説明をしておきます。
我が子に合っているという視点での話ですが、このシリーズの良いところは、一つの文章の長さや問題数がちょうどいい具合の分量だということです。
また、その文章の題材となっているのが、児童図書館などで簡単に手に入る有名な作品から抜きださせれているので、興味の沸いた作品を読んでみようというきっかけになるということです。
一方、悪い点でいうと、出題の仕方が雑な問題があるということです。
親が解説を読んでも、その理屈では他の部分を抜き出しても正解となってしまうのではないかという問題が散見されます。
また、たまにレベルに合わない異常に難しい問題が出題されることがあるので、できれば問題の難易度を星の数などで示しておいてくれるとありがたいなと思います。
以下の記事でも書いたように、この問題集を音読、語彙調べ、反復練習を繰り返すことで、読解の際のテクニックを少しずつ身につけていくようにしています。
7級だと、こそあど言葉、つなぎ言葉、意味段落の見分け方などがメインになっている感じです。
級が上がっていくことで、作者の意図を本文から抜き出すときのテクニックなどが身に着けられるようになっているのではないかと思いますが、中身を見ていないので何ともです。
本屋さんで上の級の中身を確認して、使えそうならこのままシリーズを購入していこうと思います。
うちの子に合わなさそうであれば、また別の問題集を探そうと思っています。
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