自宅学習で公立中高一貫校の合格を目指している我が家が、Z会、進研ゼミ(チャレンジ)、ブンブンどりむを実際に取り組んでみて比較し、わかったことをレポートします。
進研ゼミ(チャレンジ)、Z会、ブンブンどりむ、それぞれの小学5年生の適性検査対策講座、作文講座の8月号を比較してみた内容となります。
目次
【適性検査対策】Z会・進研ゼミ・ブンブンどりむ 小5 8月号 比較表
※ Z会は適性検査と作文対策が別講座となっています。
※ ブンブンどりむは基本的に作文対策のみです。
※ 進研ゼミは「考える力プラス講座」の内容です。
※ 料金は毎月払いの金額です。複数月をまとめて支払う場合は安くなります。
【適性検査・作文】Z会・進研ゼミ・ブンブンどりむ 小5 8月号 比較まとめ
Z会
8月号では、「第1回:漢字・言葉の知識」で国語の教科基礎力、
「第2回:ものの性質」で理科の教科基礎力、「第3回:難関校対策」で6ページに及ぶ長文による適性検査問題への対策に取り組みました。
第1回、2回は教科基礎力養成なので、適性検査の対策そのものではありませんが、それにつながる下地づくりにはなっていると思います。
難関校対策はプログラミングについての問題でした。
限られた時間の中で長い問題文を読んで条件を整理し解答するというところが難しいポイントでしたが、問題そのものの難易度は低くかったと思います。
まずは適性検査の出題形式に慣れる、ということが目的のようです。
広告
進研ゼミ
第1回、第2回の算数「立体・図形」についてでした。
立体は都立中の適性検査で頻出の単元なのでしっかりと基礎から学んでおいて損はありません。
第3回、第4回の理科「回路と電流」「気温の変化と天気」は、教科基礎力養成的な内容でした。
第5回の社会「食料自給率」については、過去に何度も適性検査で出題されてきた内容なので、押さえておいた方がいいでしょうね。
食料自給率の問題は、国同士の違いを比較したうえで何が問題なのかということを解答させるということになります。
これは、資料読み取り問題の定型にもなるので、この問題を通して資料問題の基礎を養うというのには丁度いい内容だと思います。
作文は「体験を通じて自分がどう変化したかを書く」ということに取り組みました。
夏休みの読書感想文に使えるテクニックを学びました。
読書感想文は、「感想文」という名前に惑わされて本を読んで「感じたこと」を書きがちですが、そうではなく、本に書かれていた内容と同じような体験をしたことで「自分にどのような変化が起きたのか」を書くと読み手に思いが伝わりやすい文章になる、ということが紹介されていました。
これは作文を書く上で身に着けておきたい基本型としてしっかりと勉強したいと思います。
ブンブンどりむ
8月号では「想像力をはたらかせよう」という内容でした。
想像力を活かして物語の続きを書いたり、情景が目に浮かぶような言葉の表現を使ったりする練習でした。
適性検査の作文では、オリジナリティや表現力が点数に直結するようなことはありませんが、想像力を鍛えておくことは物語文の読解力につながる能力だと思います。
各社の学習内容詳細まとめ記事
各社の8月号の詳細内容については、以下の別記事でレポートしていますので、参考にしてみてください。