公立中高一貫校の適性検査の模試をご紹介します。
今回は、全国中学入試センターが実施している「公立中高一貫校適性検査対策テスト」のご紹介です。
目次
全国中学入試センターの適性検査対策テストとは
全国中学入試センターは、日能研が運営している入試模試センターです。
全国中学入試センターが実施する「公立中高一貫校適性検査対策テスト」の問題は「日能研教務部」が、過去に実施した適性検査を徹底分析し、傾向を掴んだ上で作問したというオリジナル問題となります。
結果の成績表がとてもユニークな形式になっています。
得点と平均点、全体の順位、志望校受検者の中での順位が数字で示されますが、偏差値は出ません。
その代わりに、日能研が考える公立中高一貫校の適性検査に必要な「考えるための6つの力」がどれくらい身についているかを判定します。
以下、6つの力それぞれの習熟度を100%に換算して到達度を結果として出してくれます。
1.条件を整理する
2.視点を変える
3.因果関係をつかむ
4.調べる・比べる
5.数を操作する
6.自分で作り出す・決定する
結果は%とレーダーチャートで表示されています。
これらの力が身についていれば、適性検査に強い、ということになるのですが、いったい何%とれていればいいのかの目安が示されていないのが残念です。
他の塾が行っている適性検査模試と違い、どんな力が今の自分に不足しているのかを知るためのテストになるので、本番の練習ということではなく、これからの学習方針をきめるための参考とする意味合いのテストと言った方がよさそうです。
全国中学入試センター 実施要項
料金:5,500円(税込)
日程:年6回 (5月、6月、9月×2回、10月、12月)
科目:適性検査Ⅰ、Ⅱ(各45分/各100点)
志望校:1校
全国中学入試センター 申込の流れ
①専用サイトの申込フォームから登録
②受験票の受け取り(郵送されます)
③会場で受験