公立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、全国の公立中高一貫校の受検について考察するブログです。 受検倍率や大学合格実績のデータ収集、適性検査問題の分析、受検勉強法、教材(進研ゼミ、Z会、ブンブンどりむ)や塾(ena、日能研、栄光ゼミ)の体験談口コミを紹介しています。 2019年に都立中高一貫校に合格しました。

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千葉市立稲毛国際中等 2023年受検スケジュール 募集人員 検査内容 受検倍率 偏差値 国公立大学合格実績 強い塾

千葉県の公立中高一貫校、千葉市立稲毛国際中等教育学校の国公立大学合格実績のデータをまとめてみました。

 

稲毛国際中等教育学校は、高校からは稲毛高等学校附属中学校という名称となります。

 

データは2023年入試(令和5年度)の最新のものです。  

 

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目次

 

2023年度(令和5年度) 稲毛国際中等 受検スケジュール

①出願受付

 (1)インターネット願書作成:2022年10月11日(火)~11月13日(日)

 (2)出願期間:2022年11月14日(月)~17日(木)必着

※ネット上で願書を作成できます。(手書きの手間が軽減されるというだけでプリントアウトした願書を郵送する必要があります。)

②一次検査

 2022年12月10日(土)

③一次検査の結果発表

 2021年12月16日(金)午前9時

④報告書及び志願理由書等の提出

 2023年1月10日(火)~12日(木)

⑤二次検査

 2023年1月24日(火)

⑥入学許可候補者内定通知

 2023年2月1日(水)午前9時

 

2023年 稲毛国際中等の募集人員

 160名(男女別の定員数は設けない) 

 

2023年 稲毛国際中等の検査内容

一次検査

①適性検査Ⅰ(45分)

文章や図・表・データの内容を的確に読み取り、分析したり、文章で表現したりする力をみる。

②適性検査Ⅱ(45分)

自然科学的、数理的な問題を分析し考察する力や、解決に向けて思考・判断し、的確に表現する力をみる。 

 

二次検査

①適性検査Ⅲ(45分・放送による検査を含む)

小学校の外国語活動や外国語科の授業で学習した内容を基に、思考・判断する力をみる。

自分の思いや考えが明確になるように、文章の構成や展開を考え、筋道の通った日本語の文章を書く力をみる。

②面接

将来の進路に対する目的意識、学ぼうとする意欲、聞く力、話す力等をみる。

 

2022年 稲毛国際中等の受検倍率、偏差値

稲毛国際中等の受験は大変な人気となっています。

 

稲毛国際中等の2022年の受検倍率は5.29倍となっています。

 

私立中学よりも公立中学の受検の方が、倍率が高くなるのですが、公立中高一貫校の中でも、5倍以上の倍率はかなりの高さとなります。

 

千葉県の公立中高一貫校は、稲毛国際中等と、千葉中、東葛飾中の3校ありますが、いずれも5倍を超える倍率なので、受検には「落ちる方が当たり前」という覚悟が必要です。

 

また、偏差値についても稲毛国際中等は男女ともに62ほどとなっているので、学力的にも公立中高一貫校の中でトップクラスとなります。

 

中等教育学校ではありますが、もともとが附属なので、高校からの入学も可能です。

 

2022年 稲毛高校の国公立大学合格者数

2022年稲毛国際中等・稲毛高校 国公立大学合格者数



すべての国公立大学の合格者を記載しているわけではなく、主に関東の大学を中心に私が主観的に抜粋した大学のみ表記していますのでご了承ください。

 

大学合格実績が高いのは、入学時点ですでに学力が高い子が集まってきているということですね。

 

2022年 稲毛高校の国公立大学合格 分析

合格者数は、現役生と既卒生を合計して集計しています。

難関国公立大には、2019年は26名、20年には19名、21年は20名とほぼ20名前後の合格者をキープしていました。

2022年は31名という大幅な増加となりました。

 

国公立大の中では、地元の千葉大への合格者数が毎年数10名となっており、東大、一橋大、へも年に数名の合格者を出し続けています。

 

また、国公立大学全体への現役合格者数と合格率の推移は以下のようになっています。

(生徒数約310名で計算)

 

2019年の国公立大学現役合格者数(合格率) 36名(11.2%)

2020年の国公立大学現役合格者数(合格率) 31名(10.0%)

2021年の国公立大学現役合格者数(合格率) 23名(7.3%)

2022年の国公立大学現役合格者数(合格率) 40名(12.9%)

 

国公立大学への現役合格者数は、ここ数年で下がってきており、2021年は30名を割ってしまいました。

しかし、2022年は一気に反転してここ数年で最高となる合格率となっています。

 

稲毛国際中等に入学して6年間、学年で上位1割に入っていれば、現役での国公立大学に合格できる可能性がかなり高いということになりますね。

 

2022年 稲毛国際中等に強い塾は

稲毛国際中等に2022年入試で最も多くの合格者を出した塾は、市進学院です。

ただし、京葉学院との差もわずかです。

千葉県の公立中高一貫校はどこも最難関のため、塾選びは慎重にした方がよさそうです。

 

www.tetsutyler.com

 

 

まとめ

以上、千葉市立稲毛国際中等教育学校(稲毛高等学校附属中学校)について調べてみました。

もっと詳細を知りたい、という方は以下の記事も参考にしてみてください。

 

www.tetsutyler.com

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