千葉県の公立中高一貫校、千葉市立稲毛国際中等教育学校の国公立大学合格実績のデータをまとめてみました。
稲毛国際中等教育学校は、高校からは稲毛高等学校附属中学校という名称となります。
データは2021年(令和3年度)の最新のものです。
すべての国公立大学の合格者を記載しているわけではなく、主に関東の大学を中心に私が主観的に抜粋した大学のみ表記していますのでご了承ください。
目次
2021年 稲毛高校の難関国公立大学合格者数
2021年 稲毛高校の難関国公立大学合格 分析
合格者数は、現役生と既卒生を合計して集計しています。
難関国公立大には、2020年に14名だったものの、2019年は26名、2021年は20名とほぼ20名以上の合格者をキープしています。
国公立大の中では、地元の千葉大への合格者数が毎年数10名となっており、東大、一橋大、へも年に数名の合格者を出し続けています。
また、国公立大学全体への現役合格者数と合格率の推移は以下のようになっています。
2019年の国公立大学現役合格者数(合格率) 36名(11.2%)
2020年の国公立大学現役合格者数(合格率) 31名(10.0%)
2021年の国公立大学現役合格者数(合格率) 23名(7.3%)
国公立大学への現役合格者数は、ここ数年で下がってきており、2021年は30名を割ってしまいました。
現役での合格率10%前後が目標となっている感じです。
稲毛国際中等に入学して6年間、学年で上位1割に入っていれば、現役での国公立大学に合格できる可能性がかなり高いということになりますね。
2022年 稲毛国際中等の受検倍率、偏差値
これだけ素晴らしい大学合格実績を上げている学校なので、中高一貫校としての受験は大変な人気となっています。
稲毛国際中等の2022年の受検倍率は5.29倍となっています。
私立中学よりも公立中学の受検の方が、倍率が高くなるのですが、公立中高一貫校の中でも、5倍以上の倍率はかなりの高さとなります。
千葉県の公立中高一貫校は、稲毛国際中等と、千葉中、東葛飾中の3校ありますが、いずれも5倍を超える倍率なので、受検には「落ちる方が当たり前」という覚悟が必要です。
また、偏差値についても稲毛国際中等は男女ともに62ほどとなっているので、学力的にも公立中高一貫校の中でトップクラスとなります。
大学合格実績が高いのは、入学時点ですでに学力が高い子が集まってきているということですね。
中等教育学校ではありますが、もともとが附属なので、高校からの入学も可能です。
2022年 稲毛国際中等 受検スケジュール
①出願受付
2021年11月22日~25日(木)
②一次検査
2021年12月11日(土)
③一次検査の結果発表
2021年12月22日(水)午前9時
④報告書及び志願理由書等の提出
2022年1月11日(火)~12日(水)
⑤二次検査
2022年1月24日(月)
⑥入学許可候補者内定通知
2022年2月1日(火)午前9時
まとめ
以上、千葉市立稲毛国際中等教育学校(稲毛高等学校附属中学校)について調べてみました。
もっと詳細を知りたい、という方は以下の記事も参考にしてみてください。