公立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、全国の公立中高一貫校の受検について考察するブログです。 受検倍率や大学合格実績のデータ収集、適性検査問題の分析、受検勉強法、教材(進研ゼミ、Z会、ブンブンどりむ)や塾(ena、日能研、栄光ゼミ)の体験談口コミを紹介しています。 2019年に都立中高一貫校に合格しました。

広告

都立中受検に必要な「考える力」「表現する力」の身に着け方 自宅での取り組み方法

都立中高一貫校の適性検査で求められる力として、東京都教育委員会は以下のような指針を明らかにしています。

 

「文章の内容を的確に読み取ったり、自分の考えを論理的かつ適切に表現したりする力」

 

つまり、「自分で考える力」と、その考えたことを分かりやすく「表現する力」が求められているということですね。

 

この「自分で考える力」と「表現する力」はどのように身に着けたらよいのか、我が家も悩みました。

 

塾での都立中高一貫校適性検査対策だけでは身につかないだろうと思い、日常生活の中で取り組めるようなことがないかと考えて実行したことがいくつかあります。

今回は、その中でもこれはやっておいて良かったと思えるものをご紹介します。

f:id:tetsutylor:20220102103659p:plain

目次

「考える力」を身に着ける方法

適性検査Ⅰの長文を読解して答えを考えるには、長い文章を読むことに慣れておくことが一番です。

 

そのためには、本を好きになって普段からたくさん本を読むことで慣れることができます。

 

本を好きにさせるには、図書館に足しげく通って、常に本に触れる機会を増やし、自分が気になった本を選ばせて興味を持ったものを読ませるようにすれば、自然に本を読むようになります。

 

「表現する力」を身に着ける方法

普段の会話で自分の身の回りに起こった出来事について話をさせるようにしておくと、自然と自分の言葉で物事を表現する力が身に付きます。

 

うちでは、今日一日の学校での出来事など、誰とどこで何をして遊んだのかを夕飯の時に要約して話をさせていました。

 

それを聞いて、親の方から、その時に自分がどのように感じたのか、どうすればよかったのかなどを質問して答えさせるようにします。

 

注意する点としては、「あれ」とか「それ」などの代名詞はできるだけ使わせないようにすること。

 

家族だけで理解できるような言い回しを安易に使っていると、語彙が乏しいままになってしまうので、ちゃんと正式な名称を使わせるようにします。

 

例えば、「リビングにある白くて空気をキレイにするヤツ」ではなく「空気清浄機」とか、です。

会話の中で正しい言葉を教えてあげると、使える語彙も自然に増えていきます。

 

また「ヤバい」というような感動や喜び、悲しみなど、様々な感情を表現するのに汎用的に使えてしまう言葉が会話の中で出てきたら、できるだけ「それって具体的にどういうこと?」と、分かっていても聞き直して正確な表現で答えさせるようにしました。

 

そうすることで、普段から作文に使えるような感情表現などのストックになります。

 

まとめ

以上、今回は自宅で取り組める「自分で考える力」と「表現する力」の身に着け方をご紹介しました。

 

どちらもすぐにでも取り組めるような手軽なものなので、ぜひ実践してみてください。

 

www.tetsutyler.com

www.tetsutyler.com

 

広告

プライバシーポリシー お問い合わせ