2022年度の神奈川県立中等教育学校、横浜市及び川崎市立の高等学校附属中学校の「特例による検査」の合格発表が2月28日(月)に行われ、2名の合格者が発表されました。
特例による検査の受検者数、合格者数、受検倍率についてご紹介します。
目次
2022年 神奈川県公立中高一貫校 特例による検査 合格者数 受検倍率
特例による検査を行ったのは、相模原中等教育学校、平塚中等教育学校、横浜市立南高等学校附属中学校、川崎市立川崎高等学校附属中学校の4校です。
横浜サイエンスフロンティア中は応募がありませんでした。
4校合計での応募者数は15名でした。
その内、相模原中等で1名、横浜市立南で1名、合計で2名が神奈川県公立中高一貫校での特例による検査での合格者数ということになります。
平塚中等と川崎高附属中については、残念ながら合格者は出ませんでした。
15名受検して2名の合格なので、受検倍率を単純計算すると7.5倍ということになりますが、合格者0の学校もあったので、倍率は何とも言えませんね。
神奈川県 特例措置による合格発表まとめ
2月28日に同じく、特例による検査での合格発表を行った都立中高一貫校は、すべての学校が募集した人数分の合格者を出したことと比べると、神奈川県公立中高一貫校の合格者2名、合格者無しの学校もある、というのは、対照的な結果ではないでしょうか。
神奈川県公立中高一貫校の場合は、特例による検査のために、別途用意した適性検査を出題したので、どのような問題だったのか、こちらの開示がなされるのかも気になります。
検査を実施したものの、合格者0とした学校については、おそらく、受検者の適性検査の点数が、合格最低点を上回る子が一人もいなかったのだと思われます。
ただ、この合格最低点の設定というのは難しく、2月3日受検の適性検査とは問題が違っていて、難易度も違えば、総得点も違っています。
どのような基準で合否が判定されたのか、その中身が開示されることは無いでしょうが、少しでも採点の基準は明らかにしてほしいですね。