公立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、全国の公立中高一貫校の受検について考察するブログです。 受検倍率や大学合格実績のデータ収集、適性検査問題の分析、受検勉強法、教材(進研ゼミ、Z会、ブンブンどりむ)や塾(ena、日能研、栄光ゼミ)の体験談口コミを紹介しています。 2019年に都立中高一貫校に合格しました。

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進研ゼミ 公立中高一貫講座小5の8月号やってみた口コミ 評判 感想 内容 難易度 分量 ご紹介

進研ゼミ(チャレンジ)公立中高一貫講座の小学5年生「考える力プラス講座」8月号のやってみた口コミ、評判、感想、難易度、分量、メリット、デメリットをレポートします。

 

自宅学習で公立中高一貫校の合格を目指している方、進研ゼミ(チャレンジ)小学5年生「考える力プラス講座」をご検討中の方のご参考になればと思います。

 

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目次

進研ゼミ 公立中高一貫講座小5の8月号 本誌テキスト

【算数】いろいろな方向からみる問題①

8月号第1回は算数で、いわゆる「立体・図形」についての学習でした。

 

立体は都立中高一貫校では頻出の分野で「どの方向から見るか」もよく出題されます。

今年の都立武蔵中の適性検査Ⅲでも立体を鏡の前に置いた場合の見え方の問題が出題されていました。

2022年都立武蔵中の適性検査Ⅱ独自問題と適Ⅲの分析と解説

 

ある程度、問題数をこなして解き方のポイントを覚えておいた方がいいでしょうね。

今回のテキストの問題は、編集部オリジナルの割と難易度の低い問題でした。

 

【算数】いろいろな方向からみる問題②

第2回も第1回の発展問題で、立体を積み上げた場合の個数について考える問題です。

 

例題では、2011年の高知県共通問題から出題されていました。

例題は、積み上げた立体を上からみて個数を書いていくという解き方を教えています。これは数え方の基本なので、まずこれをマスターして難易度の高い問題にチャレンジしていくという感じだと思います。

 

【理科】回路と電流

第3回は理科、回路と電流についての学習でした。

 

内容的には、乾電池の向きやつなぎ方を変えた時の回路への電流の流れ方についての問題で、教科書発展レベルの知識問題です。

 

例題は茨城県立並木中等教育学校、横浜市立南高等学校附属中学校の過去問からの出題でした。

 

【理科】気温の変化と天気

第4回は理科、気温や天気について、気象データを読み取ってその変化について答えさせる問題です。

 

資料の読み取りは公立中高一貫校適性検査の頻出問題です。

例題では、仙台市立共通問題、千葉市立稲毛高等学校附属中学校の過去問からでした。

 

【社会】食料自給率

第4回は社会、日本の食料自給率について、なぜ自給率が低いのかを普段の食生活や料理についての資料から考えさせる問題です。

 

例題は、2010年の宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校、2011年の岩手県立一関第一高等学校附属中学校、それぞれの改題から出題でした。

 

読み取った数値を主張の根拠として答えさせるという資料問題の基本の問題でしたが、近年の都立中高一貫校の適性検査では、そこから「改善の工夫」などを書かせる発展問題が出題されています。

 

【作文】体験を通じて自分がどう変化したか書こう

今月の作文の学習テーマは、筆者の考えと自分の体験を結び付けて考え、それによってどのように自分が変わったのかということを書く、という作文の練習です。

 

ちょうどテレビで三谷幸喜さんが「読書感想文は感想を書くのではなく、自分がどう変わったかを書くとよい評価がもらえる」というコメントをされて話題となっていましたが、まさにそれと同じことをやろうという練習です。

 

例題では、宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校の問題で宇宙飛行士の若田光一さんについての文章でした。

 

テキストでは、筆者の考えに賛成か反対かを最初に書いたうえで、同じような自分の体験を整理して自分の考えの根拠として成立させる文章の組み立てができるようにする練習になっていました。

 

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進研ゼミ 公立中高一貫講座小5の8月号 赤ペン先生の問題「作文」

今月の赤ペン先生の問題は、作文でした。

本誌のテーマと同じような内容で「考えと結びつくように体験を書く」についてというものでした。

小菅正夫さん「ペンギンの教え(15歳の寺子屋より)」を読んで、「集団の力、結束力」についてどう思うかを自分の体験と結び付けて書くという問題でした。

 

小学5年生8月号 実力完成ワーク

適性検査

本誌テキストで学んだ「算数:いろいろな方向から見る問題」「理科:回路と電流」「社会:食料自給率」からの出題です。

 

算数は2011年の京都府立洛北高等学校附属中学校の問題、理科は2012年の愛媛県立中等教育学校の問題、社会は2011年の大分県立大分豊府中学校からの問題です。

 

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実力完成ワーク 読み取りトレーニング「算数」

算数については、本誌テキストで取り組んだ問題の基礎固め的な内容が出題されました。

ヒントをもとにカードに書かれた数字をあてるという問題です。

 

実力完成ワーク 読み取りトレーニング「社会」

社会は、都道府県ごとの人口、面積、小中高校の数などのデータをもとに必要な情報を抜き出してくる練習です。
資料問題の基礎となるデータの読み方を訓練するもので、基礎固めの問題だったと思います。

 

実力完成ワーク 読み取りトレーニング「国語」

本誌テキスト、赤ペン先生の問題とはテーマが違い、文章読解の際に重要となる「指示語」について使い方をマスターする練習問題でした。

 

田向健一氏「生き物と向き合う仕事」からの抜粋を読んで、「そのこと」「そう思う」などについて「その」「そう」が指し示す内容を10文字程度で解答する問題です。

 

中学受験の読解問題の基本的な内容ですね。

 

進研ゼミ 公立中高一貫講座小5の8月号 口コミ評判まとめ

8月号では夏休みの宿題を多少意識して、読書感想文の書き方にもつながる出題になっていたのが印象的でした。

 

適性検査「立体問題」「資料の読み取り」の基礎学習にはちょうどいいレベルの問題だったと思います。

 

一方、問題数が少ないのでこれだけで基礎が完璧にマスターはできません。

他にも追加の問題を出してくれればいいんですが、それは自分で探さないといけないというところが大変です。

10年以上前の公立中高一貫校適性検査問題から、それらしい問題を探してくるなどできればいいなと思いますが、それは大変です。

ということで、間違えた問題を解き直しする、ということで代用しています。

 

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