2021年(令和3年)広島県の公立中高一貫校の一般募集による受検倍率をまとめてみました。
東京都立中高一貫校の受検難易度は高いとよく言われていますが、他府県と比べるとどうなのか気になったので調べてみました。
偏差値や受検倍率を調べて、受検の難易度として高いのはどこなのかを考えてみたいと思います。
今回は中国地方の広島県の公立中高一貫校との比較です。
目次
2021年 広島県公立中高一貫校 偏差値
広島県の公立中高一貫校は全部で5校ありますが、都立中高一貫校とそん色ない高偏差値の学校は4校になります。
広島県立広島叡智学園中学校高等学校 偏差値:63
広島県立広島中学校高等学校 偏差値:63
福山市立福山中高等学校 偏差値:61
広島市立広島中等教育学校 偏差値:61
ちなみに、残りの1校は、広島県立三次中学校高等学校で、偏差値は51程度、倍率は1.5~2倍の間くらいではないかと思われます。
2021年 広島県公立中高一貫校 男女別 受検倍率一覧
学校名 | 募集定員 | 受検者数 | 受検倍率 | 昨年倍率 | ||||||||
男子 | 女子 | 計 | 男子 | 女子 | 計 | 男子 | 女子 | 計 | 男子 | 女子 | 計 | |
叡智学園 |
- | - | 40 | - | - | 334 | - | - | 8.35 | - | - | 7.13 |
県立広島 |
- | - | 160 | - | - | 650 | - | - | 4.06 | - | - | 5.15 |
市立広島 |
- | - | 120 | - | - | 412 | - | - | 3.43 | - | - | - |
福山 |
- | - | 120 | - | - | 436 | - | - | 3.63 | - | - | 3.63 |
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2021年 広島と東京の公立中高一貫校 比較分析
広島県の公立中高一貫校と、都立中高一貫校の偏差値の平均はほぼ同じくらい、受検倍率の平均は都立中高一貫校の方がやや高くなっています。
ちなみに、東京都の場合はこちらの記事に書いてあるのでご確認ください。
広島県の公立中高一貫校は、東京都との公立中高一貫校受検と偏差値や倍率の平均で比較すると同じくらい難易度は高いと言えそうです。
ただ、2019年に開校したばかりの叡智学園の募集人員が40名しかおらず、この1校だけで平均をかなり押し上げているので、ここ数年で一気に高まったことになります。
そう考えると、今はまだ都立中高一貫校の受検過熱度の方が高そうですが、数年後には同じくらいになっているといえるかもしれません。
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