ブンブンどりむの小学5年生相当となる「実践コース」6月号をやってみた口コミ感想、難易度、分量、メリット、デメリットをレポートします。
自宅学習で公立中高一貫校の合格を目指している方、適性検査の作文対策としてブンブンどりむをご検討中の方のご参考になればと思います。
目次
実践コース(小5)6月号 本誌テキスト 口コミ
一つの文には一つの内容を書く
言いたいことを端的にわかりやすくするため、箇条書きにして一つの文に一つの内容だけを書く練習です。
カメの種類によって違う飼い方の特徴について、本誌のテキストの内容をもとに書き出すという簡単な作業でした。
続いて、自分が疑問に思った内容を調べて箇条書きしてレポートにまとめる練習です。
わが家では、魚の図鑑を読んで「トビウオがどうして飛べるのか」について、テーマ、調査のきっかけ、わかったこと、感想、疑問を、短い文で書きました。
メモを取る
調べ学習の際のメモの取り方についての学習です。
テキストの内容にある「旅行先の出来事」について、訪れた国名、観光名所など、項目ごとに短い文で書くという作業です。
続いて、テキストの内容にある「料理の作り方」について、レシピを順序だてて説明する文章を短い文で書くという作業でした。
住んでいる町を説明する
自分の住んでいる町について調べ、町の名所や特徴などの項目ごとに、短い文章で説明を書く練習です。
続いて、各項目を説明する際の順番を考えながら、聞いている人に内容が分かりやすいよう、「大きなこと」から「小さなこと」の順番で書くことに注意するという練習でした。
祭りについて調べたことを書く
今月の課題図書「光村ライブラリー15」から今江祥智さんの「どろんこ祭り」という作品の内容をもとに、日本の祭りの由来について調べるという学習です。
祇園祭と青森ねぶた祭、トマト祭りについて、インターネットや辞書を使って調べようという作業です。
最後に、3つの祭りのどれか一つを選んで、詳しく調べて内容をまとめて、感想を書くという練習でした。
実践コース(小5)6月号 提出課題 口コミ
提出課題A
疑問に思ったことを自分で調べてレポート形式にまとめるという内容でした。
辞書や辞典、インターネットで調べよう、ということでしたが、
家にあった動物図鑑から、動物の不思議な行動について調べていました。
提出課題B
本誌テキストでまとめた、「祭り」について清書するという内容でした。
本誌で取り上げられていた「トマト祭り」について調べて書いていましたが、予想以上に苦戦していました。
そもそも「祭り」というものに参加したのは、幼稚園でやってくれていた夏祭りくらいで、体験の下地がないのでよくわからないようです。
コロナの影響でこういったイベントごとに対する体験が少ないままだと、体験をもとにした作文を書くということができなくなってしまうので、困ったものです。
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実践コース(小5)6月号 まとめ 口コミ感想
6月号のテーマである「調べて書こう」というテーマは、思った以上に難しい内容でした。
今の時代、「ネットで調べて学びを深める」というのがいいんでしょうが、子どもにネット検索を一人でやらせると、やはりどうしても途中で広告に目が行ってしまい、興味のあるアニメのことなどを調べたり遊び始めてしまいます。
また、ネットのサイトでは、難しい感じにフリガナなどはふってくれているはずもないので、知らない漢字がでてくると意味がわからなくなってしまいます。
さらに、そもそも子どもが読むことを前提として作られたサイトは希少で、大人なら簡単に理解できる文章でも、語彙力の乏しさ故、まったく理解できないということもありました。
語彙力や漢字力をしっかり身につけて、それをベースに自分で調べて学習をどんどん進めていくことができる子と、そうでない子だと、学力の差はこうやって開いていくんだろうなと改めて感じました。
今月の「Newsがわかる」は、「お金」についての記事がメインでおもしろかったです。
2024年に発行される「新札」の話題や、ブロックチェーン技術を使った「暗号資産の仕組み」、2030年に発行されるかもしれない「デジタル円」の話など、適性検査のネタに使われそうな話題がたくさんありました。