都立中高一貫校の適性検査Ⅰの作文対策として使える自宅学習教材「ブンブンどりむ」を使ってみたので口コミ感想をご紹介します。
今回は、実際にブンブンどりむを契約してみて5年生相当となる「実践コース」の4月号に取り組んでみたので、お試しでは分からなかった良かったところ、悪かったところを詳しく見ていきたいと思います。
都立中高一貫校の作文対策として「ブンブンどりむ」を使うかどうか迷っている人の参考になればと思います。
目次
良かったところ(ブンブンどりむ使ってみた感想 口コミ)
①文章を書くテクニックが一人でも身に着けられる
ブンブンどりむの特徴として1コマの単元が、「漫画による説明+例文+実際に書いてみる」という作りになっていることなのですが、
マンガだと遊びみたいだし、簡単すぎて勉強にならないんじゃないの?という不安があると思います。
私もお試し版をやってみてそういった不安がありました。
しかし、実際の問題に取り組んでみると、結構問題の質が高くて簡単ではないことがわかりました。
例えばこの問題。
一文が長過ぎる文章となってしまわないよう、文章を適切な長さで分ける練習になっています。
こういった初歩的ですが文章を書く際のテクニックというのは学校では教えてもらえないので、一つの単元として教えてくれると頭に残りやすくなると思います。
テクニックの勉強だと子ども一人では理解しきれていないのではないかという不安がありますが、漫画と例文、実際のワークという組み合わせが丁寧に作られているので、一人で任せていても理解できていました。
②ポイントが溜まりやすいのでやる気になってくれる
作文の勉強というと、ちょっと拒否反応が出てしまうので続けられるのか心配でした。
しかし、そこで上手く本人のやる気スイッチを入れてくれる仕掛けがあって助かりました。
それは、期日前に課題を提出すれば、通常よりもらえるポイントが2倍となるということです。
チャレンジやZ会にもポイント制度はあるのですが、早く提出したからといってポイントが増えることはないので、これはブンブンどりむの特徴といえます。
また、副教材として入っている新聞にクロスワードパズルが付いています。
これに回答して提出するとポイントがもらえます。
クロスワードパズルは語彙力アップにつながる出題になっているので、遊びながら勉強にもなるので助かります。
うちの場合、親子で考えながらゲーム感覚で取り組めました。
③副教材の読み物が適性検査Ⅱ対策になる
本教材とは別に、副教材として読み物がいくつか入っています。
その中でも私が良かったと思ったのが、「月刊ニュースが分かる」です。
「月刊ニュースがわかる」は毎日新聞が刊行している雑誌で、中学受験に出題される時事問題への対策となるニュースが分かりやすい文章と写真や絵によって全ページカラーで紹介されています。
都立中高一貫校の受検には時事問題は出題されないので、こういった情報はあまり意味がないかなと思っていました。
しかし、実際に子どもと一緒に読んでみると、社会や理科で学んだことが実際の生活の中でどのように関わってきているのかが最新ニュースを通して理解することができるので、これは適性検査Ⅱの対策に十分つながるものになると感じました。
適性検査の出題に合わせた理科、社会の勉強はなかなか対策が難しく、具体的な問題を解くしかないと思っていたのですが、こういった時事ネタを通じて少しずつ実践的な知識をためていくというのは効果的なんじゃないかと思います。
うちでは親子で寝る前に2ページずつ10分程度一緒に読んでいるのですが、楽しみにして読んでいます。
市販で490円でも販売しています。
悪かったところ(ブンブンどりむ使ってみた感想 口コミ)
良かったところの反対として「悪かったところ」と書いたのですが、実際には悪かったところではなく「こうしてほしい」という要望です。
それは、提出課題を郵送ではなくネットで提出できるようにしてほしい、ということです。
今の時代、スマホやタブレットで撮影した画像をもとに添削してくれるというのが他社の学習サービス(Z会、チャレンジなど)でも当たり前になりつつあります。
郵送だと郵便代がかかるうえ、添削指導の回答を返してもらうにも時間がかかってしまうので不便です。
ポイントもシールではなく、ネット上でデータ管理にしてもらえる方が親としては助かります。
以上、今回はブンブンどりむについて、4月から始めたばかりのやってみた感想をご紹介しました。
今後、続けていくことで作文対策の効果がどれくらい出てくるのか、これからまたご報告したいと思います。
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