2025年度(令和7年度)県の滋賀公立中高一貫校全3校の受検結果が出ました。
募集定員、受検者数、受験倍率を一覧にし、前年と比較してみましたのでご紹介します。
滋賀県の公立中高一貫校は、以下の3校です。
滋賀県立河瀬中学校・高等学校
滋賀県立守山中学校・高等学校
滋賀県立水口東中学校・高等学校
目次
2025年度 滋賀県立中高一貫校 受検倍率 一覧表
※ 偏差値についてはデータがありませんでした。
2025年度 滋賀県立中高一貫校 受検状況
滋賀県立中高一貫校3校の受検志願者数は、学校ごとに大きめの変動があった状況です。
3校ともに定員は80名です。
滋賀県立河瀬中学校は、受検者数は163名、受検倍率は2.04倍でした。昨年、ガクッと低下していた倍率が一昨年の水準に近いところまで戻った感じです。
滋賀県立守山中学校は、受検者数は264名、受検倍率は3.30倍でした。昨年に続き受検者数が約40名以上減となり、倍率は下がりました。
滋賀県立水口東中学校は、受検者数は112名、志願倍率は1.40倍でした。昨年から受験者数がやや減少したため、倍率は下がりました。
滋賀県の公立中高一貫校全体では240名の定員に対して受検者数は539名、受検倍率は2.25倍でした。昨年から受検者数は25名減となっていますので、倍率は下がりました。
ここ数年、倍率は上がり、下がりを繰り返し、緩やかに減少傾向と言った感じです。
守山は関西大学、立命館大学、同志社大学への合格実績が公立中高一貫校の中では断トツに高い学校ですので人気校といえるのですが、受検者数の減少に歯止めがかかりません。
公立中高一貫校では大学受験は避けられないため、もしかするとエスカレーター式に大学までいけてしまう大学提携のある高校への進学に生徒を奪われてきているのかもしれませんね。