2021年(令和3年)の埼玉県川口市立高附属中学校の適性検査の問題、解答、出題方針、解説をまとめました。
川口市立高附属中については、適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱ、適性検査Ⅲが独自問題として出題されます。
2021年に中高一貫校として始まったばかりの学校なので、問題の傾向が読みにくく、変化する可能性があります。
来年度、受検を考えている生徒さんは腕試しに解いておくことをおススメします。
目次
川口市立高附属中 2021年(令和3年)適性検査 問題
問題と解答例について、学校のホームページに無料で公開されています。
解答用紙もあるので、ダウンロードして印刷し、本番同様に解答用紙に答えを記入することをおすすめします。
「2021年 川口市立高附属中学校 適性検査」ホームページより
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川口市立高附属中 2021年(令和3年) 適性検査 解説
適性検査Ⅰ 45分
適性検査Ⅰの大問1は長文読解。
小川洋子著「猫を抱いて象と泳ぐ」を読んで、小問5問に回答する構成でした。
6文字の書き抜き問題が1問、30字以内の記述問題が2問、45文字以内の記述問題が1問、選択問題が1問でした。
大問2も長文読解。
外山滋比古著「ものの見方,考え方」を読んで、小問5問に回答する構成でした。
書き抜き問題が2問、45文字以内の記述問題が1問、穴埋め問題が1問、選択問題が1問でした。
大問3は社会の問題。
川口市に関する歴史についての資料を読んで、小問3問に回答する構成でした。
年表を使った問題が1問、表を使った問題が1問、地図を使った問題が1問でした。
大問4も社会の問題。
川口市に住む外国人についての調べ学習について、小問2問に回答する構成でした。
円グラフを使った問題が1問、複数の資料から読み取る問題が1問でした。
適性検査Ⅱ 45分
適性検査Ⅱの大問1はミョウバンなどを使った水溶液の問題。
生徒の会話と実験結果を読んで、小問4問に回答する構成でした。
実験表の穴埋め問題が1問、実験結果の考察の記述問題が1問、計算問題が2問でした。
大問2は、競技かるた大会の合宿についての問題。
生徒の会話と資料を読んで、小問5問に回答する構成でした。
計算問題が2問、図表の完成が1問、経路問題が1問、組み合わせパターンを回答する問題が1問でした。
大問3は立体図形の問題。
与えられた条件と図を基に、小問3問に回答する問題でした。
計算問題が1問、断面数を答える問題が1問、面積計算とその理由を記述させる問題が1問でした。
適性検査Ⅲ 60分
適性検査Ⅲは教科融合問題。
大問1は植物や気候についての生徒の会話や資料を読んで、小問6問に回答する構成でした。
選択問題が1問、線分等の理由を記述させる問題が3問、文章の穴埋め問題が1問、計算問題が1問でした。
大問2は、プログラミング的思考についての問題。
与えられた条件で作動する装置について、小問5問に回答する構成でした。
文章の穴埋めとその理由を記述させる問題が2問、プログラム作動結果とその理由を記述させる問題が2問、計算問題が1問でした。
大問3は立体図形の問題。
与えられた条件と図を基に、小問3問に回答する問題でした。
計算問題が1問、断面数を答える問題が1問、面積計算とその理由を記述させる問題が1問でした。