自宅学習で都立中高一貫校を目指す小学5年生のZ会中学受験コース「算数」5月号です。
今月は「比と比例」「連比・逆比」でした。
1回目と2回目の2段階の構成になっていて、それぞれ以下のような5単元に区分けされていました。
1回目「比と比の値」「比の利用」「比例」「反比例」「復習問題」
2回目「連比」「比のかけ算」「逆比」「倍数算」「復習問題」
目次
Z会中受算数5月号1回目 比と比例
まず1回目。
言葉で説明するとややこしいのですが、A:Bという比があったら、一方の値が変化したらもう一方の値は同じ比率で変化するという関係がポイントでした。
その発展で、比例と反比例の考え方、比の値が分数になる場合などを学んでいくのですが、今月はゴールデンウィークの休みを利用してかなり余裕をもったペースで取り組みができたので、テキストを2週することができ、なんとか理解することができたようでです。
ただ、複雑な文章問題になると、考え方を正しく整理できずにいるので、このあたりは論理的思考力を身に着けないといけないということかなと思います。
月例テストは5年生になってようやく、初となる60点越えとなりました。
復習問題が少し易しかったこともラッキーだったようです。
Z会中受算数5月号2回目 連比と逆比
1回目がそこそこ順調にいったので、比はいけるのかと思い2回目に臨みましたが、甘かったです。
まず、連比は、3つ以上の割合を1つの比で表すというものですが、意味は理解できるものの、それを整理する表を上手く作るのが難しかったです。
続いて比の掛け算では、割合をかけているのか、実際の値をかけているのかわからなくなってしまうというつまづきがありました。
逆比は、概念を理解できず意味を理解しないまま解き方だけを教えてもらっているような状態になってしまいました。
例題に出てきた歯車の歯数と回転数を連比で考える問題は、比の考え方を正しく理解できていないと難問になってしまう良問だったと思います。
当然、わが子のレベルでは理解のボロがでて超苦戦。
水槽に水を入れる問題も、「最難関」との表示はなかったですが例題の知識だけでは解けない問題だったので苦戦しました。
結果、2回目の月例テストは40点台まで下落してしまいました。
Z会中受算数5月号のまとめ
今回のテーマである「比」は他のテーマの問題を解く際に使う重要な考え方なので、「比」というテーマで学習するというよりは、仕事算や損益算などのテーマの学習の中で身に着けていく方が良いかと思いました。
毎月のテーマでも同様ですが、長い文章問題だとどういった計算式を立てるのか、そもそも図や表はどのように書いたらいいのかがわからなくなってしまうということが最大の課題です。
これは中学受験算数の難しいところですが、長文読解から正しい計算式を自分で立てて解き方を説明できるようにするというのは、適性検査型の算数で求められる能力なので、なんとか身に着けられるように頑張って欲しいと思います。