2022年2月5日現在の茨城県の公立中高一貫校受検の塾別合格者数の速報をレポートします。
目次
2022年 茨城県公立中高一貫校 塾別合格者数 比較表
比較対象となる塾は、茨進ゼミナール、四谷大塚、東進育英舎、水戸アカデミー、セナミ、SAPIX、栄光ゼミナール、日能研の8つです。
茨城県の公立中高一貫校は、並木中等、日立第一、古河中等、竜ケ崎第一、下館第一、太田第一、鉾田第一、鹿島、水戸第一、土浦第一、勝田中等、水海道第一、下妻第一の13校です。
それぞれの募集定員、受検予想偏差値も合わせて表記していますので参考にしてください。
2022年 茨城県公立中高一貫校 塾別合格者数 分析
2月5日現在、茨進ゼミナール、東進育英舎、セナミ、水戸アカデミー、SAPIX、栄光ゼミナール、日能研が合格者数を出しています。
四谷大塚を2022年7月16日に更新して追記しました。
また、水戸アカデミーの合格者数を訂正しました。
2022年に新しく開校した下妻第一と、下館第一の合格者数が、セナミが茨進を上回っています。
セナミは下妻、下館地域が地盤の塾なので、下妻第一と下館第一を受検するのならセナミが最も適した塾と言えそうです。
水戸アカデミーは、地元の水戸に25名の合格で、茨進に次ぐ2位の合格者数となりました。
四谷大塚は、並木中等の茨進一強に一石を投じている感じですね。
茨城県公立中高一貫校の受検塾としてトップと思われる茨進ですが、下妻第一と下館第一についてはセナミを上回るのは難しそうです。
昨年時点では11校が開校し、合計定員数で840名に対して327名の合格者を出していた茨進ですが、今年は13校となって合計定員数920名に対して321名の合格者となっているので、昨年よりも合格率は落ちている状況です。
茨城県公立中高一貫校 受検に強い塾は?
上記の結果からすると、茨城県の公立中高一貫校受検に強い塾は、茨進ということになります。
ただし、塾選びの際に注意が必要なのが、この合格者数があまりあてにし過ぎてはいけないということです。
というのも、上記表の全ての塾の合格者数を合計すると、募集定員以上の合格者数となるという不思議な現象が起きてきます。
これはおそらく、メインで通っている塾で内部生として合格カウントされている子が、そのほかの塾で一定時間数の授業を受講したことで外部生として合格者数に2重カウントされているからだと思われます。
こうなると、どの塾で学んだことが合格に直結したのかはよくわからないということになります。
よって、どの入塾するか迷っている場合、この合格者数はあくまでも参考としてみておく程度にしておいた方が良いかと思います。
塾選びのポイントは以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。