都立中高一貫校のはてなブログ

このブログは都立中高一貫校の受検にまつわる「?はてな」について語るブログです。受検・入試情報、塾、勉強法、適性検査、学校偏差値、都立中の様子等をご紹介します。2019年に都立中高一貫校に合格しました。

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<2022年受検版>都立両国入試データ一覧 教育目標・倍率・適性検査・スケジュール・内申点・大学合格実績・強い塾

東京都の公立中高一貫校、東京都立両国高等学校附属中学校の学校情報、教育活動の特徴、入試データ、適性検査の内容、内申点について調べてみました。

 

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目次

 

都立両国の学校情報

基本情報

住所 〒130-0022  東京都墨田区江東橋一丁目7番14号
電話 03-3631-1878
アクセス
  • JR武蔵野線錦糸町駅から徒歩5分
  • 東京メトロ半蔵門線錦糸町駅から徒歩5分
  • 都営地下鉄新宿線住吉駅・菊川駅から徒歩10分
沿革 前身の府立三中の創立1901年から100年を越える
生徒数 前期(中学):357名 後期(高校):581名

 

2006年に両国高等学校が中学校を設立して中高一貫化しました。

高校は長い歴史があることから、小石川、武蔵と並んで「都立中御三家」と呼ばれています。

もともとは中学校が併設型だったため、高校からの募集を受け付けていましたが、2022年からは募集を停止し、中学のみの募集となっています。

 

偏差値

都立両国の偏差値は、首都圏模試によると、だいたい60の後半くらい、65~68くらいになっていることが多いです。

偏差値はその時によって変化するので一概には言えませんが、目安としてお考え下さい。

都立中高一貫校の中では、小石川に次いで2番目か、武蔵に次いで3番目くらいに位置している学校になります。

 

過去6年間の国公立大学合格実績

年度 2020年 2019年 2018年 2017年 2016年
東京大学     6     5     3     4     2
京都大学     0     0     3     0     0
一橋大学     3     4     3     5     2
東京工業大学     9     3     8     2     4
その他国公立大    63    63    59    54       65 
国公立大合計    81    75    76    65       73 

 

集計した数字には既卒生を含んでいますのでご注意ください。

 

この5年間、国公立大学への合格者数は緩やかながら右肩上がりを続けています。

また、難関国立大学(東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学)への合格者数も順調に増加しています。

 

1学年で約190名の生徒数なので、単純計算で生徒の30%~40%は国公立大学へ進学しており、さらに5%~10%は難関国立大学へ進学しているということになります。

 

2021・2020・2019・2018年 都立中高一貫校の東大合格率推移

 

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都立両国の教育目標

教育方針

「自律自修」という教育方針で、

「中高一貫教育校として6年間を通した教育により、高い学力と豊かな人間性を育成し、将来、世界的視野をもって様々な分野でリーダーとして活躍できる人間を育てる」

ということを目標にしています。

 

つまり「何をすべきか自分の頭で考えて、自分から行動に移すことができる生徒を育成しよう」ということですね。

 

特徴的な教育活動

 ①  すべての学習の基礎となる国語力の育成
国際的な活躍を求めて、英語によるコミュニケーション能力の育成
体験的な学習や数学的な活動を通した理科・数学教育の充実
グローバルリーダーを育成する視点と広い視野を育成する教養教育
社会貢献や社会のリーダー育成のための「志(こころざし)学」の推進

 

両国の教育活動を細かく見ていくと、どのような人材を育成していこうとしているのかがよくわかります。

 

まず③に書いてある通り、両国では理数系の人材を育てることを目標としています。

 

また、理系人材が国際社会で活躍できるよう、②④に掲げている語学力、コミュニケーション力の育成に力を入れていくということも書かれています。

 

そして、それらを学習していくための基盤として国語力が重要だととらえ、すべての学習の土台としてしっかりと教育していくということが冒頭、①に謳われているということです。

 

さらに、⑤の「志学」を通して、卒業後のキャリアについても明確な視野を持たせ、学んだことを社会貢献に活かせる人材を育成ようという試みがなされているということです。

 

志学とは両国が独自に掲げている学問で、一般的に望ましいとされる職業観を培い、将来、仕事を通して社会に貢献する志や使命感を育成するということを目標としています。

 

つまり両国では、国際社会でリーダーシップを発揮できる理系人材を育成しようとしているということですね。

 

東京都立両国高等学校附属中学校

 

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都立両国の入試データ

募集人員

年度

2015

2016

2017

2018

2019

2020

2021

60

60

60

60

60

60

60

60

60

60

60

60

60

60

120

120

120

120

120

120

120

 

応募者数

年度 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
528 501 382 369 407 398 407
517 502 438 403 405 453 438
1045 1003 820 772 812 851 845

 

受検者数

年度 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
501 484 367 349 390 378 388
497 487 415 387 393 433 416
998 971 782 736 783 811 804

 

合格者数

年度 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
60 60 60 60 60 60 60
60 60 60 60 60 60 60
120 120 120 120 120 120 120

 

受検倍率

年度 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
8.35 8.07 6.12 5.82 6.50 6.3 6.47
8.28 8.12 6.92 6.45 6.55 7.22 6.93
8.32 8.09 6.52 6.13 6.53 6.76 6.7

  

この7年間で受検倍率は右肩下がりにはなっているものの、やや高止まりしている印象です。

2022年からは高校の募集停止となり、中学の募集人員の増加が決定しているので、若干倍率は下がってくると予想されます。

 

2021年都立中高一貫校の一般募集受検倍率一覧 昨年比較表 男女別 学校別

 

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都立両国の適性検査

適性検査スケジュール

出願受付 1月12日~1月18日 
適性検査日 2月3日
合格発表 2月9日 午前9時から

 

 適性検査の時間割

集合時間 午前 8時30分    時間
適性検査Ⅰ 午前 9時00分~午前 9時45分    45分
休憩 午前9時45分~午前10時25分   40分
適性検査Ⅱ 午前10時25分~午前11時10分   45分
休憩 午前11時10分~午前11時50分   40分
適性検査Ⅲ 午前11時50分~午後 0時35分   45分

 

適性検査の特徴

適性 問題 出題の傾向
 Ⅰ  共通 2019年より、都立中高一貫校10校共通の問題が出題されます。文章読解と作文の組み合わせです。
 Ⅱ  共通 都立中高一貫校10校共通の問題が出題されます。
 Ⅲ  独自 両国独自の問題です。大問1が理科系。大問2が算数系。

 

 適性検査は2月3日に一斉開催なので、都立中同士の併願はできません。

両国は独自作成の適性検査Ⅲがあり、30分という短い時間で理数系問題が出題されるのが特徴でしたが、今年から45分に延長となりました。

 

2021年(令和3年)都立両国中の適性検査の問題、解答、出題方針、解説をまとめ公開!

 

 

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都立両国の内申点

適性検査と内申点の割合

得点 適性検査Ⅰ 適性検査Ⅱ 適性検査Ⅲ 内申点 合計点
  素点 100点 100点 100点 720点  ー
換算点 300点 200点 300点 200点 1000点

 

内申点(報告書)の計算方法

教科 5年内申点 6年内申点
3(優) 2(良) 1(可) 3(優) 2(良) 1(可)
国語   40   25    5   40   25    5
社会   40   25    5   40   25    5
算数   40   25    5   40   25    5
理科   40   25    5   40   25    5
音楽   40   25    5   40   25    5
図工   40   25    5   40   25    5
家庭   40   25    5   40   25    5
体育   40   25    5   40   25    5
英語   40   25    5   40   25    5
合計     360     360
満点          720

 

国語、算数、理科、社会の主要4教科以外の副教科についても、4教科と変わらない得点なので、疎かにしないように注意した方がよさそうです。

また、適性検査全体に占める内申点の割合は20%なので、そんなに大きくありませんが、受検倍率が高く、適性検査での合否の分かれ目は数点差になると予想されるので、内申点の重要度が高くなると思われます。

 

都立中高一貫校11校の報告書(内申点)の比較|九段・小石川・桜修館は特に注意!

 

都立両国に強い塾

都立両国中に合格者を最も多く出している塾は、enaです。

実はenaは、都立中高一貫校全てにおいて最も合格者を出している塾でもあります。

 

ただし両国は、enaの中でも最も合格者が少ない学校なんです。

そもそも両国は、大手塾以外、もしくは自宅学習のみで合格する子の割合が最も高い学校なので、このデータだけを見ると、enaが最も強い塾とは言い切れないですね。

 

都立中高一貫校の塾はenaで決まりなのか。2021年合格者数比較表から考える。

 

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