ブンブンどりむの小学5年生相当となる「実践コース」9月号をやってみた口コミ感想、難易度、分量、メリット、デメリットをレポートします。
自宅学習で公立中高一貫校の合格を目指している方、適性検査の作文対策としてブンブンどりむをご検討中の方のご参考になればと思います。
今月のテーマは、短い言葉で伝えよう、ということで、俳句や比喩、体言止めなどについて学びます。
目次
実践コース(小5)9月号 本誌テキスト 口コミ感想
俳句の決まりを知る
例に習って俳句を作ったり、季語について学んだりする内容でした。
学校でもやっていると思うので、かなり易しい内容です。
比喩表現を知る
比喩を使った文章表現を学びました。
「まるで~のような」という直喩と、「AはBだ」という言い換えとなる暗喩をそれぞれ学びました。
体言止め・倒置法を知る
文末を名詞形で終わらせる表現、体言止めと、言いたいことを強調する表現、倒置法について学びました。
例に習って実際に作文してみることで、どういった表現なのかを体感できたと思います。
物語を読んで夢の話を書く
今月の課題図書「光村ライブラリー12」から小川未明さんの「野ばら」という作品を読んで、擬人法の表現を学びました。
また、物語の内容から、自分が友情を深めた体験談と、自分が見た夢の話を作文しました。
実践コース(小5)9月号 提出課題 口コミ感想
提出課題A
秋を感じた出来事を文章にまとめ、さらにそれを俳句にするという練習です。
俳句を作るだけでなく、実際の出来事を文章にまとめてみることで、自分が本当に言いたいことがちゃんと俳句に表現できているかの確認になるので良い取り組みだと思いました。
提出課題B
本誌テキストでまとめた、自分が見た夢の話について清書するという内容でした。
夢は脈絡もなく変なストーリーなので、子どもに創作ストーリーを書かせるときの題材にするにはちょうどいいと思いました。
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実践コース(小5)9月号 まとめ 口コミ感想
俳句について学ぶというの言うのは、端的に言いたいことを表現する訓練としてはいいんじゃないかなと思います。
ただ、言葉を選ぶにはそれだけの語彙力がないといけないので、やっぱり基礎学力がみについていないと練習にならない部分があります。
体言止めも、倒置法、比喩など、表現のテクニックだけ学んでも使いこなせないという感じです。
ブンブンどりむで表現力を鍛えつつ、語彙力のアップは並行して自分でやらないとだめですね。
今月の「Newsがわかる」は、「宇宙について学ぶ」の特集記事がありました。
ほかに、家族の看病や介護をすることで勉強や遊びの時間が取れず、孤立しがちな子のことをヤングケアラーと呼び社会問題になっている記事などが取り上げられていました。
こういった今、進行中に起こっているニュースに子どもが触れ、何かしらの考えを巡らせるというのはいい経験ではないかなと思います。
また、それについて子どもから問いかけられる親の方としてもちゃんと意見を述べられるようにしておかないといけないので、大変ではありますが。