ブンブンどりむの小学5年生相当となる「実践コース」7月号をやってみた口コミ感想、難易度、分量、メリット、デメリットをレポートします。
自宅学習で公立中高一貫校の合格を目指している方、適性検査の作文対策としてブンブンどりむをご検討中の方のご参考になればと思います。
目次
実践コース(小5)7月号 本誌テキスト 口コミ
原稿用紙の使い方を知る
原稿用紙を使って作文を書く時の決まりについて学びました。
会話文の時の「」のつけ方について、2行以上にわたる文章になる場合は、一マス目は、2行目の1マス目は空白にする、というルールを学びました。
これは私もよくわかっていなかったので、添削で指摘され、よい勉強になったと思います。
本を読んで感動したところを抜き出す
これまでに自分が読んだ本の中にでてきた一文で、心に残った文章を書く、という課題でした。
家においてある本の中にはいいものが見つからず、過去に図書館で借りた本を再度、借りて読み直していました。結構、面倒でした。
自分の体験や考えを結びつける
自分の体験や考えを結びつける題材として、「ことわざ」と「詩」について取り組みました。
どちらも意味は分かるのですが、実際にことわざで言われているようなことが普段の生活で体験することってあんまりないので、想像で書いてました。
「詩」についても、感動する、というのは分かるのですが、現実にはそこまで感動しない出来事なので、「話を盛る」という作業を学んだ、という感じでした(笑)
読書感想文を書く
今月の課題図書「光村ライブラリー15」から阿久悠さんの「ガラスの小びん」という作品を読んで、心に残ったこと、同じような体験をした感想を書こう、というものでした。
これまで学んできた「はじめ」「なか」「おわり」の3段構成で組み立てる練習です。
「ガラスの小びん」という話は、けっこう「渋い」話なので、一人で読んだだけで登場人物の「父」の気持ちを察するのは難易度が高く、なぜ「父」がそのような言動に至ったのか、その背景を説明してフォローしてあげました。
なんとか読書感想文の体裁を整えてまとめることができた感じです。
実践コース(小5)7月号 提出課題 口コミ
提出課題A
「心に残った夏の思い出」を書くという課題でした。
7月に入ったばかりなので、夏の思い出も何もないので、去年のことを思い出しながら、多少の創作を交えて書いていました。
5月号の時もそうですが、まだGWにもなっていないのに、春のお出かけの楽しかったことを書こう、という課題が出ていましたが、この辺りの時間的な取り組み時期を合わせて欲しいなと思いました。
提出課題B
本誌テキストでまとめた読書感想文について清書するという内容でした。
本誌で取り上げられていた「宝物より大切なもの」という題名で、読書感想文を書きました。
「はじめ」「なか」「おわり」の構成は本誌テキスト通りにできましたが、文章の中身、表現や語彙の部分がかなり乏しいものだったので、改善が必要だと感じています。
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実践コース(小5)7月号 まとめ 口コミ感想
7月号には、特別付録として「読書感想文ラクラクBOOK」がついてきました。
内容としては、7月号本誌テキストでやったことを、コンパクトにまとめたものになっており、短時間で簡易的に書く「スイスイコース」と、じっくり時間をかけて取り組む「じっくりコース」の二つがありました。
「読書感想文ラクラクBOOK」に書かれているマニュアルに沿って書いていくことを何度か繰り返せば、3段落構成の書き方はばっちり身に付きそうです。
あとは、語彙力、表現力、漢字など、地力をあげていかないといけない部分はどうしても時間がかかるところだと思うので、努力が必要ですね。
今月の「Newsがわかる」は、「フェイクニュース」についての記事がメインでした。
都立中高一貫校では時事問題の知識を問う問題は出ませんが、世の中のトピック的な出来事については知っておくことで、作文の足しにはなるのではないかと思っています。