自宅学習で都立中高一貫校を目指す小学5年生が、Z会中学受験コース「算数」9月号をやってみた内容をまとめました。
9月号は「速さ・道のり・時間の関係」「旅人算」でした。
1回目と2回目の2段階の構成になっていて、それぞれ以下のような5単元に区分けされていました。
1回目
第1回:単位量あたり
第2回:速さ
第3回:速さ・道のり・時間の関係
第4回:速さの応用
第5回:復習
2回目
第1回:速さの比
第2回:旅人算(1)
第3回:旅人算(2)
第4回:旅人算(3)
第5回:復習
目次
Z会中受算数9月号1回目 「速さ・道のり・時間の関係」
まず1回目。
特殊算の定番となる「速さ」の問題です。
「速さ」「道のり」「時間」の関係は、「み・は・じ」の図を使って説明することでスムーズに理解できました。
ただ、「単位量あたり」という考え方を理解するのが難しかったです。
練習問題は、応用問題以外は全問正解できたようですが、月例テストでは基本問題を含めて間違いが目立ち、理解しきれていないようでした。
繰り返し取り組んで覚えていくしかないですね。
Z会中受算数9月号2回目 旅人算
特殊算の定番、旅人算。
こちらも考え方は理解できたようですが、問題数をこなしていないので知識は定着していないようです。
旅人算に入る前の「速さの比」についても、「速さ」「時間」の値と「比の値」の整理をつけるところに苦戦しています。単に公式を覚えていればいいというものではないので、同じ問題を何度も問いて理解を深めてほしいと思っています。
Z会中受算数9月号のまとめ
「速さ」「旅人算」については、公立中高一貫校の適性検査ではそのまま出題されるということは無いと思います。
ただ、「Aさんが出発してから5分後にBさんが~」などの複雑な条件を図や表に書き起こすなどして正しく整理し、答えを導き出すための計算式に落とし込むことができるか、ということに関しては、適性検査では必ず問われます。
なので、旅人算に限らず、特殊算の文章問題をこなすことは、適性検査の算数系問題を解くための下地作りとして必須だと思いますので、多少難しい問題でも諦めずにチャレンジしてもらいました。
月例テストの得点は平均点をかなり下回ってしまいましたが、焦らずにコツコツと復習しながら地固めしていればいいかなと思います。