自宅学習で都立中高一貫校を目指す小学5年生が、Z会中学受験コース「算数」12月号をやってみた内容を口コミ的にまとめました。
12月号は「応用力をつける問題1・2」でした。
1回目と2回目の2段階の構成になっていて、それぞれ以下のような5単元に区分けされていました。
これまでに学んだ単元の復習問題です。
1回目
第1回:計算の工夫
第2回:計算の応用問題
第3回:場合の数
第4回:場合の数と論理
第5回:復習問題
2回目
第1回:図と規則性
第2回:数の性質
第3回:数の応用問題
第4回:天びん図
第5回:復習問題
目次
Z会中受算数12月号1回目 「応用力をつける問題1」
まず1回目。
計算の工夫、場合の数など、主に小学4年生のテキストで登場した単元から応用した問題が出題されています。
ただ、応用と言ってもそこまで厄介な問題はなく、各単元の内容を思い出すための復習問題といった感じです。
Z会中受算数12月号2回目 「応用力を付ける問題2」
2回目は、図と規則性、数の性質など4年生のテキストと5年生のテキストからの出題でした。
天びん図については、初めて学ぶ内容でしたが、水溶液の濃度を求める解き方としては非常にわかりやすくて知っておいて損はない公式だと思います。
Z会中受算数12月号のまとめ
12月号、1月号の2カ月に渡って、通常の中学受験算数問題を応用した問題に取り組みます。
難関私立校の受験向けというのが本来なのでしょうが、都立中高一貫校の適性検査にも使える内容だと思います。
というのも、12月号2回目の「数の性質」では、暦の曜日を求める問題に取り組みましたが、この問題は都立中高一貫校の適性検査で過去に似た問題が出題されていたはずです。(今回の問題よりも適性検査の問題の方がさらに難問になっていたと思います)
当然、学校では絶対に出題されないし解き方も教わらない問題ですが、適性検査では「授業の範囲内の知識で対応可能な問題」という扱いで、普通に出題されています。
初見でこのレベルの問題を解く(しかも45分という短時間で)のは相当な数学的センスが必要だと思いますので、
やはり、中学受験算数レベルの勉強をしていないと適性検査の算数には太刀打ちできないと考えておいた方が良いと思います。