ブンブンどりむの小学5年生相当となる「実践コース」12月号をやってみた口コミ感想、難易度、分量、メリット、デメリットをレポートします。
自宅学習で公立中高一貫校の合格を目指している方、適性検査の作文対策としてブンブンどりむをご検討中の方のご参考になればと思います。
今月のテーマは、自分の意見を述べよう、ということで、適性検査で問われる記述対策となるような問題に挑戦できる内容でした。
目次
実践コース(小5)12月号 本誌テキスト 口コミ
事実と意見・感想を区別する
グラフから読み取ったことを書き、それを事実と意見に分けて整理することに挑戦します。
日本の人口の年齢構成比のグラフを読み取るという問題で、適性検査の社会的な問題の対策となりました。
賛成か反対の立場で書く
学校で制服を着ること、クリスマスに電飾をすること、それぞれに対する意見をまとめました。
賛成か、反対か、自分の意見を決めた上で、その意見を選択した理由について書くことに挑戦しました。
これは、適性検査Ⅰでの作文問題で出題される形式そのままでした。
自分の立場をはっきりさせる
テレビと新聞、それぞれの長所と短所について自分で考えて意見をまとめることに取り組みました。
その上で、自分はテレビ派か、新聞派か、立場をはっきりとさせて180字以内にまとめます。
字数は少ないですが、まさに、適性検査Ⅰの作文問題そのままでした。
私達にできることを考えて意見文を書く
今月の課題図書、光村ライブラリー16から後藤充さんの「守る、みんなの尾瀬を」を読んで、自分の身の回りで自然が損なわれたと感じたことを書くことに取り組みました。
具体的な体験談を書き、そのことについての思いを書く、という2段落構成での作文にまとめます。
さらに、環境問題にテーマを拡大し、ごみ問題について自分たちでできることを考え、「自分の意見」「そのことの具体的体験談」「結論となる意見」という3段落構成で「はじめ・中・終わり」という構成にまとめました。
実践コース(小5)11月号 提出課題 口コミ
提出課題A
本誌で書いたグラフから読み取った内容を二百字以内にまとめて書きました。
提出課題B
環境問題についての自分の意見を、3段落構成でまとめて400字以内の作文にまとめます。
問われているテーマ、文字数の制限、段落の構成など、まさに適性検査Ⅰの出題そのままでした。
この書き方をマスターするための良い練習になったと思います。
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実践コース(小5)12月号 まとめ 口コミ感想
12月号ということで、適性検査の作文対策の1年を締めくくる学習としては良い練習になる内容でした。
ポイントは、
①「はじめ」に、結論を一文で書く。
②「中」に、事実(体験)に基づいた感想を書く
③「終わり」に、「はじめ」と共通する結論につながる意見を書く
という構成をマスターすることです。
これは意見作文の基本だと思うので、何度も練習して型を覚えて欲しいと思います。
今月の「Newsがわかる」は、「2022年重大ニュース」についての特集記事がありました。
2022年は何と言ってもロシアのウクライナ侵攻で、しっかりとそのニュースがまとめられていました。