ブンブンどりむの小学5年生相当となる「実践コース」9月号をやってみた口コミ感想、難易度、分量、メリット、デメリットをレポートします。
自宅学習で公立中高一貫校の合格を目指している方、適性検査の作文対策としてブンブンどりむをご検討中の方のご参考になればと思います。
今月のテーマは、思い出を集めよう、ということで、体験や見聞きしたことから思い出に残っていることを、2段落構成で書く練習です。
目次
実践コース(小5)10月号 本誌テキスト 口コミ
体験や見聞を書く
例に習ってスポーツの体験で心に残ったことを書いてみる練習です。スポーツをやったことがない子はいないと思うので書きやすいテーマだと思います。
また、周囲の誰かにスポーツについてのインタビューを行い、その内容をまとめて書く練習です。これもスポーツについてならだれでも質問できるので取り組みやすい内容だと思います。
調べて分かったことを書く
自分の名前の由来について親に聞いてまとめる練習です。
使われている漢字の意味や、どんな思いを込めたネーミングなのかを親子で話す良いきっかけになると思います。
また、好きなものの名前の語源を調べる練習です。
10月なので、ハロウィーンの語源について辞書やインターネットで調べてみました。
心に残ったことを書く
わくわくした体験について書く練習です。お出かけやスポーツなどの体験した日の前日の様子を思い出して、待ち遠しく思う感情を文章にする練習です。
また、6つの四字熟語の意味を調べ、そのうちの一つと結びつく自分の体験を思い出して、「体験」と、それに対して感じた「思い」を二段落構成で書く練習です。
思い出に残る誕生日を書く
今月の課題図書は、光村ライブラリー14から原民喜さんの「たん生日」でした。
自分の誕生した日のことを家族にインタビューしてまとめます。
また、誕生日プレゼントの思い出についてまとめます。
実践コース(小5)10月号 提出課題 口コミ
提出課題A
本誌で書いた心に残るスポーツの体験を二百字以内で書きます。
2段落構成で、「体験」と「思い」に分けて書く、というところが適性検査でよく条件として挙げられる設定なので、その初歩的な訓練になっていると思います。
提出課題B
本誌テキストでまとめた、誕生日の思い出について三百字以内で清書するという内容でした。
課題Aと同様、2段落構成で書く、という指示がついています。
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実践コース(小5)10月号 まとめ 口コミ感想
今月号で学んだのは、2段落構成で書く、ということです。
段落の分け方のポイントとして、「体験」と「思い」という分け方にするというところがあります。
体験と思いを一つの文章で書いてしまうと、相手に伝えたい内容が正確に伝わりにくくなってしまうので、ここを分けられるかどうかが上達のコツになると思います。
上手くできるようになるには慣れが必要なので、数をこなしていくしかないかなと思います。
今月の「Newsがわかる」は、「ジェンダー平等をめざそう」というの特集記事がありました。
小学生の男子だとあまり男女の違いなど意識していないところがあるので、何が不平等で、何が問題なのかピンとこないところがあるようです。
記事は子どもにイメージしやすいようにジェンダーについてかなり大胆にまとめていたのでちょっとわかりづらかったのかもしれませんが、「男の子が女の子っぽくなって、女の子が男の子っぽくなって、違いがなくなる方がいいってこと?」というまとめをしていました。
うーん、まあこの記事だとそういう風に読み取れるし、そもそも性についての知識も不足している状態だとこういう考えになってしまうよなと思い、なかなか本質を理解して会話するのは難しいテーマだと思いました。