2020年2月9日(日)に都立中高一貫校の受検合格者が発表されました。
それを受けて塾ごとの合格者も発表されていますのでご紹介します。
まずは、都立中受検の最大手、ena(エナ)の合格者数を見ていきます。
2020年2月9日時点都立中受検ena合格者数 学校別
学校名 | 2020年 | 2019年 |
---|---|---|
小石川 | 48 | 49 |
白鷗 | 79 | 61 |
両国 | 39 | 30 |
桜修館 | 49 | 42 |
富士 | 76 | 65 |
大泉 | 65 | 62 |
南多摩 | 95 | 80 |
立川国際 | 95 | 88 |
武蔵 | 66 | 71 |
三鷹 | 75 | 93 |
九段 | 53 | 46 |
合計 | 740 | 687 |
合格者数は、2月9日の時点で集計できた合格者数です。
なので、まだ連絡をしていない生徒や、2月10日に繰上合格が発表されたりすると、若干数ですが増える可能性があります。
ちなみに、昨年との合格者数の比較で言うと、全体の総数が、昨年度は発表当日で687名だったのに対し、今年は740名なので、約1割ほど合格者数がアップしていることになります。
合格者数のカウントの仕方が何とも言えないものがありますが、それでもこれは驚異的な数字ですね。
昨年より数字を落としているのは、三鷹、武蔵、小石川の3校のみ。
逆に大きく数字を伸ばしたのが南多摩、両国、白鴎でした。
この結果から昨年と今年でのenaの都立中高一貫校への合格者数を比較してみると、色々と分かることがあります。
まず立川国際や南多摩など、23区外の都立中高一貫校では成績を伸ばすことができています。
また、白鴎、両国といった23区の東に位置する地区での数字も伸ばしています。
この両校への合格者数は、実に3割も増加しているので、enaの指導が合ったいたという客観的データとして説明会などで取り上げられることになるでしょうね。
一方で、三鷹や武蔵といった23区の西側に位置する学校では苦戦が目立っているという感じですね。
先ほどの両校とは反対に1~2割も減少してしまっているので、ここは他の塾が攻勢を強めてきそうなところです。
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