自宅学習で公立中高一貫校の合格を目指している我が家が、Z会、進研ゼミ(チャレンジ)、ブンブンどりむを実際に取り組んでみて比較し、わかったことをレポートします。
進研ゼミ(チャレンジ)、Z会、ブンブンどりむ、それぞれの小学5年生の適性検査対策講座、作文講座の5月号を比較してみた内容となります。
目次
【適性検査対策】Z会・進研ゼミ・ブンブンどりむ 小5 5月号 比較表
※ Z会は適性検査と作文対策が別講座となっています。
※ 料金は毎月払いの金額です。複数月をまとめて支払う場合は安くなります。
【適性検査・作文】Z会・進研ゼミ・ブンブンどりむ 小5 5月号 比較まとめ
分量
Z会は相変わらず問題の質は高いのですが分量が少なく、物足りなさがあります。
私見ですが、偏差値65を超えているような子であれば、適性検査の形式に慣れることを目的として、この程度の分量の問題を解くだけでよいのかもしれませんが、がっつりと対策をしたいような偏差値低めの我が家のような子にとっては、この分量では不安です。
金額が倍になっても構わないので、問題数を増やした構成にしてくれないかなと思います。
一方、進研ゼミは、分量はたっぷりとあるのでやりがいはあります。
本誌テキストが約40ページ、さらにワークテキストが約20ページ、さらに赤ペンの提出課題が8ページあります。
ページ数は多いですが、イラストや図、表の部分も多いので、そこまで大変ではありません。
ブンブンどりむは、今月は作文テキストだけでなく、問題解決ドリルがついてきていて通常月より少し分量が多めでした。
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難易度
Z会については、「地図の読み取り」は学校の授業の延長の知識で解ける問題だったのでそこまで難しくはありませんでした。
算数の「計算の決まりと工夫」については、法則の見つけ方が初見だと難しいと思います。
ただ、この手の問題は過去から多数出題されている定番問題だと思うので、慣れてしまえばそこまで難しくはないと思います。
進研ゼミは、社会の分野で教科書レベルより一歩進んだ発展問題というレベルがいくつか出題されているので、適性検査の基礎学力向上には良いと思います。
単なる用語の暗記ではなく、自分の言葉で説明する記述力を鍛えるための基礎といった感じですね。
また、ちょっと難しめの問題については、本誌テキストもワークテキストも、動画による解説授業がついているので、それを見ながらであれば一人でも何とかこなせるレベルの問題となっています。
ブンブンどりむの問題解決力ドリルは、かなり易しくてあまり学力向上にはつながらないかなと思います。
ただ、知識の抜け漏れや誤認がないように再確認するという意味でやっておいて損はない内容だと思います。
添削
Z会と進研ゼミについては、WEBで提出してWEBで添削が返ってくるので、こちらの手間も少なく待ち日数も数日と短いので満足です。
一方、ブンブンどりむは郵送が必要で、返却されるまでの日数も2週間程度かかるのは面倒だなと感じています。
添削内容については、Z会の解説は少し物足りなさがあるので、難問についてはもう少し詳しく解説を付けてほしいと思います。
進研ゼミはオンライン上で〇付けをしてくれたり、間違えた問題の復習問題を出題してくれたりといったサービスが充実していて、子どもにとってはモチベーションを維持しやすくする工夫がされている感じです。
ブンブンどりむは、先生のコメントが非常に丁寧なので読み応えがあります。基本的に、間違いの指摘ではなく、良いところを褒める、というスタンスの添削なので、モチベーションの維持がしやすいと感じています。
各社の学習内容詳細まとめ記事
各社の5月号の詳細内容については、以下の別記事でレポートしていますので、参考にしてみてください。